油辞典

「使いすぎはよくない」だとか「とりすぎに注意」とかマイナス面ばかり強調されがちな油ですが、とり過ぎなければ大丈夫です。

油

油の分類

油には液体状のものと固体状のものがある。

液体油

  • 「乾性油」

    あまに油・桐油・麻の実油・サフラー油・かや油・くるみ油・けし油・ひまわり油等々。
  • 「半乾性油」

    綿実油・なたね油・大豆油・からし油・カポック油・米ぬか油・ごま油・とうもろこし油等々。
  • 「不乾性油」

    落花生油・オリーブ油・椿油・茶油・ひまし油等々。

固体油

  • やし油・パーム油・パーム核油・ババスウ油・カカオ脂・シア脂・ボルネオ脂・モーラ脂・木ロウ・ラード・ヘット・バター・マーガリン等々。

液体、固体は脂肪酸の種類による。 飽和脂肪酸が多いものは個体、不飽和脂肪酸が多いものは液体。

不飽和脂肪酸のうち、リノール酸やリノレン酸の多い油は、血管についたコレステロースを除去する働きがみられる。


油の取り扱いについて

揚げ物に使用した油はすぐにこして、揚げカスを取り除き、冷暗所で保管する。 なるべく空気にふれないように保管する。


健康におよぼす影響

脂肪の多い食品をとりすぎると、脂肪にふくまれるコレステロールの血中濃度が高くなり、血管内にコレステロールが沈着するようになる。

これが悪化すると、動脈の弾力性が失われる動脈硬化の症状がひきおこされる。  コレステロールが血管内に沈着する過程はよく解明されていないが、コレステロールは飽和性の脂肪を体内にとりいれると増加し、 不飽和性の脂肪をとりいれることで減少することが知られている。


油の表記

油の表記

醤油などの容器には、内容量がミリリットル単位で書かれてあるのに、食用油だけグラム単位なのはどうしてなのか?

答えは、油は水より温度による体積の変化が大きいから。

たとえば、油の容器に「内容量500ミリリットル」と書かれてあっても、買って帰り、涼しい場所に置いておくと、それより減ってしまうことがある。 そこで油は、体積ではなく、重さで表示するようになった。

江戸時代、ズルい油商人がいて、油を入れた大カメを日当たりのよい場所に置いておいた。 油は温められて、体積が増える。 それをマスではかって売り、大もうけした。 重さではなく、 体積で売って、あくどく稼いだというわけ。(以上表記について「読むクスリ31」より)

油がキメテ

油のツボ

  • 揚げ物に使用後の油は熱いうちにこすとよい。
  • 重さは水よりも軽い。

おさらい

油を賢く有効に活用する。

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05/07/19