豚バラに塩、胡椒をかるく振りまして一晩冷蔵庫で寝かせます。 でも面倒だったらそのままやっちゃって構いません。
鍋に油を張り、豚バラを沈めて点火します。 この際油温は80〜90℃を維持したいところです(低温調理器を使うと楽です)。
放っとくと、油はグングン温度が上昇しますので、チマチマとした火加減調整が必要になります。 と書けば面倒な感じがしますが、たっぷりの油を用い、油温が85℃ぐらいになったところで火を消して、ぴっちりフタをしておけば楽勝です。
肉のサイズにもよりますが、60〜90分程度は煮続けたいので、途中油温をはかり、低いようでしたら火にかける、という作業が何度か必要にはなると思います。
温度が上がりすぎると肉がポサついてしまいますのでご注意を。 使用する油は胡麻油がお勧めです。
芯まで煮えたら油をふいて、冷ましてから切り分ければ油版チャーシュー(ページトップ画像)になります。 湯で煮るよりも肉の旨味がモロ感じられ、「これどうやって作ったの?」と聞かれる事必至です。 特に脂身の美味しさには目を見張るものがありますよ。
油煮を角煮サイズに切り分けてから、たっぷりの油でまるで揚げるかのように全面を焼くとまた格別です。 これをそのままつまみにしても構いませんが、
肉をのけた鍋に蜂蜜をたらしこんで醤油と生姜汁、お好みにより八角等を加えて煮詰めれば素敵なタレが完成します。
これを焼いたバラの上からたらせば立派なおかずにもなります。
更新日:23/06/25
公開日:13/10/10