胸肉をコッテリクリーミーに仕上げます。 煮るにしろ、揚げるにしろ個人的には、モモより胸肉のほうが好きなぐらいなんですがねえ、 いかんせん周囲ではモモ崇拝の傾向があります。
オイは昔から元々あまり好まれない食材をかえって好む傾向がありまして、たとえばトリガラスープをとった後の肉とか、ブリ大根の血合いなどですね、 なんでしょう、だから競争相手がいない分、それらの部位をワシワシ独占して食べてきたからこそ、こうして巨体に育ったのかもしれません。
この辺にスジが通ってますのでザクッと一発包丁を入れておけば、焼いても縮み上がりませんが、煮るんですものそこまで気にせずとも楽にまいりたいと思います。
軽く塩、胡椒を振って、チキンソテーみたいに皮面から弱火で焼きはじめます。 油はバターが美味しいです。
白々仕上げたいので、焼き色がつく前に裏っ返したいところです。 両面表面に火が入ったところでいったん肉を取り出します。
空になった鍋へ、すかさず刻みタマネギとマッシュルームを加え、しんなりするまで炒めますが、やはりここでも焼き色は避けたいところです。
肉を野菜の上に戻し、ショットグラス一杯の酒をたらして蒸し煮を開始します。 フタをして、チリチリ水気の飛ぶ音がしてくるまで弱火です。
仕上げに生クリームをたらしこみ、ザックリ合わせてからタマネギをひとつまみして塩気を確認し、足りないようでしたら追い塩します。 さて熱々をまいりましょう!
鶏胸肉をマイルドに煮る。
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15/08/04