子供たちのすこやかな成長を切に願っている父親として、栄養価の高い常備菜は欠かすことができないものです。
我が家ではその日の献立に関わらず、必ず次の中のどれかひとつが毎日食卓にのぼります。
今や子供たちにもすっかり定着していて「今日はひじき?肝?」なんて朝から聞いてきたりもします。
最近このローテーションに新しく加えたメニューが、今回のチリコンカーンです。 元はアメリカ、テキサス州生まれのメキシコ風料理なのですが、大変バランスのよい優れた一品で、ここ日本でも大いに活躍できる風味を持ちます。
本式にはうずら豆を用いますが、ウチでは普段から慣れ親しんだ乾燥大豆を使っています。
大豆を前日からたっぷりの水に浸しておいて、
その漬け汁ごと鍋に移し、グツグツ柔らかくなるまで煮込みます。 途中アクが浮かんできますのでマメにすくいとります。 大豆の煮加減はお好みでどうぞ。
豆の煮上がりが近い頃、別鍋にバターを溶かし、タマネギのみじん切りとひき肉を炒めはじめます。
※余談ではありますが、 タマネギとひき肉をこのまま甘辛く煮詰めればこれまた常備菜に最適なバーソー簡略版になります。
※2ひき肉の種類は牛豚あいびきなんでも結構です。
両者に火が通った頃、トマトピューレを加えまして、 中火で20分ぐらい煮詰めていきます。
※さながらボローニャソースです。
豆が煮えたら水気をよく切り、ひき肉の鍋に加えます。 そしてざっくり混ぜ合わせてから、
チリパウダーやパプリカ、オレガノ、ローレル等好みの香辛料を加えます。
仕上げに塩、胡椒で味を調え、しばし煮込むとチリコンカーンのできあがりです。
ご飯にかけたり、パスタソースに使ったり、パンにはさみこみます。
乾燥大豆を戻し、柔らかく煮て、ひき肉、タマネギ、トマトピューレの鍋とあわせる。 好みの香辛料を使い、塩、胡椒で味をつける。
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12/02/16