このところ、ご近所さんからジャガイモをよく頂戴します。
品種でいうとメイクインでして、風味豊かで、肉じゃがでホクホク、 ポテトサラダで滑らかにいただいています。
昨日はポテトコロッケをこしらえました。 娘と一緒にせっせとジャガイモをつぶしていたところ、 以前後輩が話していた「トロけるコロッケ」の話を思い出しました。 「クリームコロッケじゃないのに、クリームみないな質感のコロッケなんですよね」と。
たしかそのコロッケの名は「口福コロッケ」だったと記憶しています。
実際食べたことがないので何とも言えませんが、その質感だけならば再現できるのではなかろうか? と、急きょトロけるコロッケを目指すことにしたのでした。
コロッケ作りの際、いつもは蒸したジャガイモの皮をむいてザックリと潰しているところを、 徹底的にこねあげれば滑らかになるだろうということで、ジャガイモをすり鉢からフードプロセッサに移してギュングィン回してみました。
すると瞬く間にジャガイモはクリーム状になりました。 でも少し固くで回りづらかったので、途中でバターひとかけらに、牛乳少々を加えました。
タマネギはみじん切りにして炒めてから、同じくフードプロセッサにかけてペースト状にし、ジャガイモペーストとこね合わせました。 このペーストに塩、胡椒で味付けをしてから冷蔵庫で冷やしておきます。
※究・マッシュポテトもどうぞ!
タネが冷えたところで手に油をつけて手早く形作り、小麦粉をはたいて卵液をくぐらせ、パン粉をまぶします。 クリームコロッケほど柔くはありませんので、 それほど成形作業に手間取ることはないと思いますが、これはジャガイモの品種によっても違ってきます。 ちなみに男爵よりもメイクインのほうがベタつきます経験上。
あとは揚げるだけです。
かじるとジャガイモがまるでクリームであるかのようにトロけてきて、舌触りの滑らかさに驚きます。 食べやすいので、減るのがいつもより大分早くなります。
ちなみにコロッケが余った場合、ウスターソースを回しかけて丹念に潰し、それをパンに塗ってからトーストすると旨すぎます。
ジャガイモをフードプロセッサにかけてから、コロッケにする。
12/07/07