干しだらがスーパで売られていることを知りながら、これまで目もくれずにいました。
どうやって喰ってよいのかわからなかったのです。 今回は干だらとジャガイモその他を使い、コロッケをこしらえます。
檀さんのおかげでまたひとつ新しい食材への道が開けました。
1、干しダラを200グラム用意します。 今回は開きになっている干だらを使います。
棒だらといって、岩のように固くてねじれたものもあるそうですが、売られていませんでした。
2、干しダラを戻します。 檀さんによると、開いた干しだらは一度ゆでこぼして、一晩水につけておくだけで十分だといいます。
※使用する干しダラによって多少変わってくるかもしれません。
3、左が塩ぬきし、戻した干しダラで、右が処理前のものです。 2まわりぐらい大きくなっています。
この後戻した干しダラを、鍋で40分ぐらい煮て、ほぐしやすくします。
4、ほぐれた干しダラをよく見ると、小骨が無数にあることがわかりますので、これを丁寧に抜き取ります。 主に腹骨、背骨あたりです。
5、小骨を抜き取った干しダラの水気をよく切り、すり鉢に移してよくすりこみます。
6、そこへマッシュポテトを加え、十分に混ぜ合わせるようすりこみます。 マッシュポテトの分量は、干しダラの半分程度で結構です。
マッシュポテトがあまったら、ポテトサラダでも作りましょう。
※マッシュポテトはジャガイモをゆでてつぶしたものです。
7、干しダラとマッシュポテトをすりこんでいる最中に、卵黄を一個加えます。
8、卵黄を加えてしばらくすりこんだ後、卵白もよくかきまわしてから加えます。
9、ここでみじん切りのタマネギ、パセリを加え、塩、胡椒で味を整えつつこね合わせます。
タマネギは大半個、パセリは5、6本の葉のみを用います。
10、両手にスプーンを持ち、すり身をすくって3面の稜をもつ紡錘状の団子をこしらえます。
なに難しく考える必要はありません。 スプーンの形に添った、面の3つある団子をこしらえればよいのです。
11、団子にこんがりキツネ色がつくまで揚げると完成です!
以上干しだらのコロッケでした。 柔らかい口当たりのコロッケです。
今回使った干しダラは、熱湯で2、3回塩抜きするとすぐに食べられるものでしたが、檀さんの戻し方にならって作りました。 最終工程で塩、胡椒をふりますが、 干しダラの塩加減や戻し具合によっては胡椒のみでも大丈夫かもしれません(今回の干しダラは、さほど塩気がなかったので、塩も使いました)。
子供のお弁当に入れたりしています。
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