1、今回は開きになっている干ダラを使います。
戻すのは簡単で、一度ゆでこぼし、一晩水につけておくだけで戻ります。
2、戻した干しダラを手で裂きます。 小骨が無数にあることがわかりますので、丁寧に抜き取っておきます。
3、裂いた干しダラを昆布と一緒に弱火で炊きます。
4、しばらくしてから昆布を取り出して、塩、酒で調味します。
5、この中に皮をむいて切り分けたジャガイモを加え、
さらに皮をむいて種を除き、切り分けたトウガンを足し、コトコト煮込みます。
6、トウガンが煮えて半透明になった頃、水溶き片栗粉をたらしこんでトロみをつけます。
7、味見して、もうひと味ほしかったら、塩を足したり薄口醤油をたらしたり、化学調味料を振りかけたりします。
味がまとまったら火を止めて、ショウガの絞り汁をたらしこみ、ゆっくりと混ぜ合わせます。
器につぎ分け、おろしショウガ、ユズの皮を添えます。 これにて干しダラとトウガンのあんかけのできあがりです。
以上干しダラとトウガンのあんかけでした。
トウガンをひき肉と煮る「とうがん煮」は夏、頻繁に活躍するメニューの一つですが、 干しダラとトウガンの組み合わせもナカナカです。 トウガンが干しダラの旨味を十分吸い込んでいて、ショウガにより味が引き立ちます。
是非一度、「岩のように固い棒ダラ」で仕込んでみたいところです。
イギリス北部では、塩ダラを流水に浸した後バターミルクで煮、熱いうちに乾いた布でこすって使いました。 するとタラは毛布のように毛羽立ち、軽く、白くなるのでした。 又、牛乳にバターと卵を加え、それで塩ダラを煮込む方法もあったといいます。
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