1、ジンギスカン鍋を用意します。 今回使用するものはホームセンターで1500円という値段にも関わらず、厚みがありしっかりとした作りの鍋です。
※炭火で焼くときは、スリットの入った鍋を使うとよいです。 要は、ミゾに穴があいているものです。
2、シャブシャブの際に作った激旨ダレをつけながら、羊を焼いて食べるだけです。 皿にタレを入れ、酢醤油で割りつつ、 もみじおろしやネギを薬味にワシャつくのです(ジンギスカンダレの作り方)。
焼く際、トングがあれば便利ですね。 尚、今回の羊肉はシャブシャブと同じ薄切りを使用しましたが、 朝鮮風焼肉の時のような厚切りの肉を使っても、無論旨いんです。 野菜はモヤシ、タマネギやピーマンなど好みのものを一緒に焼きます。
羊肉にもやしを巻きつけながら、ハッフハフといただきます。
以上ジンギスカン鍋でした。 とにかくタレが旨いので、もうバクバクいけます。 ジンギスカン鍋がなくったって、金網だって、 スキヤキ鍋だって何だってよろしいと檀さんはおっしゃいます。
さらに檀さんが愛用しているという義経鍋。 これは聞いたことなかったので検索してみると、なんとも面白い姿をしている鍋でした。
羊肉は業務用スーパーで購入しました。 安いんですねえ羊って意外に。 安すぎるくらいだったので「今日のジンギスカン鍋はオイのおごり」なんて、皆でジンギスカン鍋をつついて、 尊敬と信頼のまなざしを受けるのも悪くないかなあと考えました。
開高健著『最後の晩餐』にジンギスカンタレの成分表がありましたので、メモしておきたいと思います。 ジンギスカンといえば北海道なのですが、 羊の焼肉が『ジンギスカン』として全道に知れ渡ったのは昭和25年〜30年頃からなのだそうで、羊独特のクセを消すタレが発明されてからは、ウナギ屋さんや焼き鳥屋さんがそうであるように、 タレの調合は秘伝になり、各家庭『おふくろの味』になったのだとか。 しかしその後タレを専門に作るメーカーが現れ大量生産をやりだし、 おふくろさんたちもイチイチ調合の手間が省けるからと、自作ダレをやめはじめた。
実は北海道風のジンギスカンには2種類あり、羊の肉をあらかじめタレにつけておいてから焼く方法と、もうひとつは羊の肉を焼いてからタレにつけて食べるという方法があります。 さらにその肉を焼く方法ですが、今回の檀流のようにカブト型のジンギスカン鍋で焼く方法のほかにも、 七輪で炭をおこして金網で焼くというまさに朝鮮風焼肉のような方法もあります。
以上タマネギからニンニクまではすりおろします。 このタレに焼いたラム肉をつけて食べるのですが、調合してから2、3日置いたほうが味がなじんで美味しいのだとか。
補足:りんごは紅玉6号がよいが、なければ別のを使います。 その際には、夏みかんのしぼり汁か、酢を小さじ2杯加えて酸味をつけたほうがよいとか。 さらに開高さんが おっしゃるには、砂糖を使用するよりもハチミツを使ったほうがくどくなくてよいのでは? なんておっしゃいます。
以上、なにをどれだけ混ぜるのかは一切不明。
ウスターソースから酢を除いたものと考える。 セロリ、ニンジン、タマネギのくずなどを煮込み、カラメルで色づけしてソースを作り、そこへニンニク、ショウガ、トウガラシ、コショウ、ナツメグ、シナモン、 セージ、タイム、醤油などを入れる。 ブレンド率、一切不明。
リンゴとネギの生汁の中に醤油をいれ、13種の香辛料を入れる。 なにをどれだけ入れるかは教えられないが、水と酢は使わないということは言っておく。
基本は醤油でこれが50%。 その他ニンニク、ショウガ、ネギ、白コショウ、トウガラシ、ナツメグ、クローブス、オールスパイス、酢、クエン酸、砂糖、アミノ酸、味醂、水を入れる。 比率は言えない。
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