ワタも抜かず、丸のまま煮るのが檀さんです。 イワシのワタがまた、ホロ苦しくて美味しいんですよね。
1、イワシはワタも抜かずにそのまま用います。 とびきり新鮮なイワシだとウロコが残っているハズなので、その際はやさしく取り除きます。
2、鍋に昆布を敷いて、叩き潰して刻んだショウガを散らします。 梅干2、3個の肉をもいで散りばめ、種は種で鍋の中に転がせます。
水洗いしたイワシを昆布の上に、腹を手前にして並べます。 コップ一杯の酒、コップ三分の一の薄口醤油をかけ、煮汁が少ないようだったら、お茶を加えて煮はじめます。
おとしブタをして中火でコトコト30分、味見をし、お茶や酒を足したりします。
3、煮あがりが近い頃、煮汁をさじですくっては身にかけて、美しいツヤを出しましょう。 イワシが崩れぬよう、十分冷めてから器に盛り付けます。
以上イワシの煮付けでした。 酒を多めに用いて甘口に仕上げても、奥にかすかな梅の酸味があるんです、飽きのこない煮付けです。 梅のせいか、昆布がまた塩昆布みたいに柔らかく仕上がり、旨いんですよねなんか得した気分です。
この煮付け、つまりサバ、イワシの煮付けのほとんど同じ作り方です。 しいて違いを挙げるとすれば、梅干の種も入れるとか、みりんを入れたかったら入れ、塩加減の調整にお茶や酒を適宜足す、 というところを明記してあるところです(ところで完本、重複コンテンツが多いです)。
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