近頃我が家はプチトマトだらけです。 そのワケは、プチトマトを栽培しているからです。 家庭菜園に芽生えたオイと娘は、 色んな野菜を庭に植えておりますが、中でも成長著しいのがプチトマトなのです。 しかも、
管理しやすいように摘み取ったトマトの茎を土にさしておくと、2、3日もすればもう芽が出てくるのです。 すなわち、トマトの苗をいくらでも増やせるということになります。
それをせっせと植えたものですから、もう、鈴なりのプチトマトが庭の一角を占拠しているのでした。 毎朝それをつんで、美味しくいただいておりますが、 もはや家族で消費することが困難になりました。 売るほどプチトマトがあります。 ご近所に配って回り、トマトピューレも大量にこしらえましたが、それでもトマトはなくなりません。
そこでとっておきの秘策、ドライトマトにして保存しておくことに決めたのでした。
トマトをご用意ください。 ぶっちゃけ、プチトマトでなくてもいいんです普通のトマトで。 ただ、乾燥させるのが楽だから、プチトマトを使うまでです。 ことさらウチはそれであふれかえっているのですから。
トマトのヘタを取り、半分に切ってからかるく塩を振り、ただ、天日に干すだけです。 作り方もヘッタクレもありません。
夏場ならば1、2日でカラカラシワシワに干しあがりますが、季節や風土によってはもっと時間がかかるかもしれません。
完成したドライトマトは旨味が凝縮されていてそのままつまんでも美味しいものです。 「干したぞ」っていう味がします。 干し椎茸や干し大根など「干した系の面々」は、 エキスを出させるとその持ち味を発揮します。 ドライトマトももちろんそうで、調味料、具として活用するとイイ仕事をするのです。
清潔なビンに入れてオリーブオイル漬けにしておけば、酒のサカナにだってなります。
10/07/06