ラジオを聴いていると「ギンコーナッツ、ギンコーナッツ」というから「銀行ナッツ?何のこっちゃ」 と思って調べてみたら銀杏(ぎんなん)のことを英語でそういうらしいです(ginkgo nuts)。
語源がまた面白いんですよ。
「銀杏」を「ぎんきょう」と誤読したことに基づいているんです。
さらに、ginkyoの「y」を「g」と誤読して今のつづり「ginkgo」になりまして、 発音もそれにともない/kou/になったといいます。 誤読を誤読した呼び名が正式名称になっちゃった、というわけです。
もう、むちゃくちゃな話ですよね、これじゃあ銀杏がかわいそうです。
閑話休題。
このあいだ、日本酒バーにてつまんだ「塩煎銀杏」があまりにも酒とよく合うので、どうやって作るのかを聞いてみたところ、とても詳しく教えていただきました。
是非、お酒のお供にどうぞ。
殻付の銀杏をご用意ください。 その殻に、一粒ずつ割れ目を入れます。 とても固いので指では無理だと思われます。 今回ペンチで割りました。
割れ目を入れた銀杏を、薄い塩水にしばらく浸しておきます。
塩水からあげた銀杏の水気をよく切りまして、塩と一緒に鍋に入れ、弱火で程よく煎るだけです。
焼けたかどうかを確かめるには、つまんでみるのが一番です。 今回5分程度煎りました。
焼けたら塩と一緒に器に盛り、「塩煎銀杏です」とニコリともせずに差し出すのがお店風です。
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10/12/09