野菜屋さんでぎんなんを見つけました。 秋です。
殻を割り、炒ってつまむとよい酒のサカナになります(塩煎銀杏)。 茶碗蒸しの具にするというテもあります。
でも今回は、ちょうど新米が手に入ったことですし、ぎんなんごはんを作ることにします。
ツルリとした殻付きのギンナンを用意します。
固い殻を割り、中身を取り出したいのですが、指で割るのは難しいと思います。 ペンチ等を使い、中身を傷つけないようにやさしく割り出してください。
※殻が割れたので早速ぎんなんの実を取り出して・・・と指でつまみ、取り出そうとするとクシュリ、と実が割れてしまう事故が多発しました。 なかなか難しいです。
殻から出したぎんなんには茶色く薄い甘皮がはりついています。 これを丁寧に剥ぎ取ります。
と、言うのは簡単ですがなかなか骨の折れる作業になります。 爪楊枝を駆使して取り除いたり、しばらく水に浸しておいてからむくとうまくいきます。
※甘皮をむいている途中で実がクシュリと割れてしまう事故が多発しました。
ようやくむき終えたギンナンを薄切りにします。
あとは研いだお米と一緒に炊くだけです。
炊飯器でも結構ですけど、今回は土鍋で炊き上げます。
土鍋に研いだ米、水、薄切りのぎんなんを入れ、 少しばかりの日本酒をたらし、塩をパラリと振ってから炊きます。 美しいぎんなんの色合いと、モチリとした食感はクセになりそうです。
土鍋でご飯を炊く方法は米の炊き方:土鍋ご飯をご覧ください。
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09/11/10