上の画像は緑茶を冷やしたもので、酒以外では個人的な主飲料になります。 なんでワイングラスで飲んでるかというと、単にサイズがちょうど良いのと、美味しそうに見えるからです。
先日朝起きてグラスにお茶を並々と注ぎ、庭木の手入れをしていた所ご近所さんが通りかかりまして「アラ!オイくんもう飲んでるの朝っぱらから!」と言われてしまいましてねハハ・・・。
ところで、たまに行くマッサージ店のおじさんによると、お茶に含まれるタンニンには、なんでも消化吸収障害を起こす作用があるらしいのです。 これまで何年もガブガブ飲んできて、そんな自覚がないので何とも言えませんがそういう事です。
緑茶のかわりにゴリ押しされたのが今回のごぼう茶でありまして、簡単に作れる上ゴボウに含まれるサポニンによって、脂を中和させる働きがあるといいます。
土のついたゴボウを買ってきて、叩きごぼうを作る時みたいに流水で土を洗い流します。 そして皮付きのまま、キンピラを作る時みたいにささがきにします。
その後水にさらしてアクを抜いて、
ザルに広げてカラカラになるまで天日干しにします。
仕上げに10分ぐらいから煎りすれば、
モウモウとゴボウの薫りが充満しつつ、ゴボウ茶の完成です。
あとはカラカラゴボウを急須に入れて、お湯を注いで飲むだけです。 ゴボウの甘味が濃縮されて、悪くない味です。
子供達に飲ませてみたところ、これがなかなかの人気でして。 特に冷やして飲ませると喜びます。 効能云々はさておいて、なかなか面白いごぼうの活用方です。
茶の起源は雲南の山岳地帯です。 当初、茶は眠気防止や解毒剤として利用されました。 飲料となったのは、唐代以降と言われます。
飲み方を確立したのは、陸羽でした。 著書『茶経』の中で、固い塊にした餅茶を砕いて茶瓶に入れ、塩、ショウガを加えて飲む煎茶の作法を説いています。
その後飲み方に変化が現れ、臼引きの抹茶を茶碗に入れ、湯を注ぎながら茶筅で混ぜて飲む点茶が生まれました。
日本から宋に留学した禅僧が、茶の文化を日本に持ち帰り、それが茶道となりました。
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13/09/13