牛まぶし丼

牛まぶし丼

この間何気にシャリアピンステーキをつまんでいたところ「これ丼にしたら旨いんじゃ?」と思い立ち、 即やってみたところかなりイケました。

肉を玉ねぎにつけこむ

玉ねぎにステーキ肉を漬けこむ

まずはシャリアピンステーキみたいに、ステーキ肉をすりおろした玉ねぎに漬けこみます。

一昼夜は寝かせておきたいところです。 するとウソみたいに、肉が柔らかくなるんです、玉ねぎは偉大でございます。


肉の厚みを削ぐ

肉の厚みを半分に

肉の玉ねぎをぬぐって、ステーキ肉へ真一文字に包丁を入れます。 要は厚みを半分にするわけです。

どうしてこんな事をするのかというと、口当たりを軽くするためです。 もうワシワシ食べれるようにするんです。 今回元の肉の厚みは2センチ弱で、 難なく半分にできました。 何せ肉が柔らかくなっている上、玉ねぎにより少し膨張してますからね。


甘辛だれを作る

タレ

たれは甘辛く、とにかく甘く作りたいところですそのほうがよく合います。

醤油みりんを同量ずつ鍋に入れ、火にかけます。


タレを煮詰める

これをトロミがつくまで煮詰めますが、ウチではかなり甘めに仕込むため、みりんをどんどん注ぎ足します。 おたま4杯は追加しましたね。

完成したら火からおろして安置します。


肉を炭火焼する

肉を焼く

是非炭火でいきたいところです、風味が断然違います。 肉を焼き焼き、両面が乾いてきた頃タレを塗りながら焼き進みます。


肉を焼き進む

部位により、格好良い長方形の部分や、端っこの所があるかと思いますが、先に形の悪いほうから焼いたほうが良いものです。

理由は格好良いほうを丼の一番上に並べたいからです。 焼き加減はお好みでどうぞ。 このままつまみたくなりますしかし。


丼に盛る

丼に盛る

丼の三分の一の高さまでご飯をよそい、平らにならしまして、まず端っこ部分の肉を細切りにしてズラリと並べます。 そして上からタレを回しかけまして、


ご飯をよそう

さらに上からご飯をかぶせます。 そうです、鰻のひつまむし的構造をしているのです!


肉をしきつめる

今度は形の良い肉を細切りにして丁寧にご飯が見えなくなるよう敷きつめて、


たれを回しかける

仕上げに上からタレを回しかけます。 これにで準備完了、フタをしてしばらく蒸らしたほうが絶品です。


牛まぶしを食べる

食べる

丼から各々器にとりわけ、勢いよく掻っ込みます。 もちろん山椒は合いますし、ひつまむし的に、 一膳目はそのままで、二膳目は薬味で、三膳目はお茶漬けで、なんてやってるヒマもなく無くなりました。


牛まぶし丼のツボ

  • 安い肉で十分です。
  • 肉を三分の一に削げたらもっと良いかもしれません。
  • 甘辛味は最強だなと、最近しみじみ思います。

おさらい

シャリアピン的肉を、ひつまむし的に食べるんです。


15/02/07


*