ためつすがめつ吟味したワインが自分の口に合った時ってすごく嬉しいですよね。
ブドウが原料の酒。 製造は一年のうち一ヶ月。 年間を通しブドウの栽培やワインの熟成、保存に気を配らねばならないので、大規模な製造は不可能。 他の酒と比べて生産者は非常に多い。
皮付のまま発酵させれば赤、皮を除けば白、その中間がロゼとなる。 製造過程で発生する炭酸ガスの一部をワイン中に残せば、シャンパンに代表される発泡性のスパークリングワインになる。
発酵途中にスピリッツを添加し甘みを残したポートワイン、発酵後にスピリッツを加えたシェリー、香り付けに果実を加えたサングリア、香草類を加えたベルモットなど様々な種類がある。 ワインは他の酒と比較にならない程種類が多い。
60か国以上にのぼる。 ぶどうの品種は3000種超。 ワイン生産各国にはワイン法がある。個性、品質を守るため。
つまり温暖な地域で育った葡萄のワインは果実味が強く、涼しい地域で育った葡萄では果実味が減って辛味が増すという事。
ヨーロッパとニューワールドのワインではラベルに書かれている事が異なる。
ヨーロッパは葡萄が採れた土地の名前が記されている。 基本的にブドウの品種は記されない。 さらに、上質なワインになるほど土地の表示が狭くなってゆく(地方名:ブルゴーニュ→ 村名:ヴォーヌ・ロマネ村 →畑名:レ・スショのぶどうを使用 → 特級畑名:ロマネ・コンティのぶどうを使用)。
ニューワールドは使われている葡萄の品種が記されている。 ラベル表記は英語名だし分かりやすい。 ラベルに書かれた品種を規定以上の割合使って作ったワインをヴァラエタル・ワインという。 「リザーブ」「エステート」「シングル・ヴィンヤード」と書かれたものはより高級。
葡萄の木は春に芽吹いて実をつける。 年に一度しか収穫できない。 そこで間引きを行い実に旨味を集める処置をとる。 その、高いワインになればなるほど、間引きを行っているというワケだ。 少ない実から作るので、おのずとコストは高くなる。
実をつけるようになるまでおよそ3年を要するが、高いワインは樹齢40年以上のもので作られる。 樹齢が上がれば根が奥まで張り、その養分が複雑な風味を生む。
一方50年を過ぎる頃から実がつきにくくなるので抜いて植え替えねばならない。
ソムリエのいる店では、ソムリエ以外がボトルに触れるのは御法度。 テイスティングは毒見。 口に含むやいなや「お願いします」とソムリエに伝える。
ワインは女性が注ぐと幸せになれないという言い伝えがある。 注ぐのは男性の役割。
店でワインをグラスで呑む場合、ボトル一本で6杯分、グラス1杯を125mlと定めている。 ボトル最後の一滴は幸せの一滴と言われる。
お酒は20歳になってから。 妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
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17/06/06