「バターライスなんて、バターを溶かしたフライパンで米を炒めればそれで終わりでしょ」なんて思っていました。 バターライスを軽く見ていたワケです。
鍋を弱火で熱し、そこへバターを溶かし込みます。 ジリジリとトロけていくと同時に、ふんわりとよい香りがキッチン内に充満します。
そこへお米を洗わずに投入します。 なんだか洗わずにお米を煮るということに日本人として若干の抵抗がありますが、とにかくお米をそのまま入れて、炒めます。
火力は終始弱火でお願いしときます。 はじめはお米がカチカチくっついて、なんだか心配になりますが慌てずにそのまま焦がさないように炒め続けると、お米とバターがなじんできます。
※炒めたあと炊飯器に入れて炊いても結構です。
お米を十分炒めたところで水を入れます。 ジャーっと湯気が上がるので、あまり顔を近づけないようにしておきます。
※炒め上がりのサインはお米が少し白んでプックリした頃!
水を入れてすぐ、塩をひとつまみ加え、月桂樹の葉でも一枚ほうりこみます。
そしてすかさず蓋を閉めて、20分間そのまま弱火で煮るんです。 フタはキチンと密閉できるものを使わねばなりません。
ちなみに今回は、お米200gに水300ccで作りましたが、米と水のバランスはこの限りではありません。
使うお米の品種によっても水加減が違ってくるかと思いますので、20分間煮ている間は、鍋の前をはなれずに、耳を済ませて、お米の炊け具合を計ります。 そろそろ20分になるころ、あまり『チリチリ』と音がするようであれば、ひょっとして水が足りずにお米が焦げ付いてしまっている恐れがございます。
なので、水加減には最大の注意をしておきましょう。
※土鍋ご飯のように作ると失敗しにくいです。
公開日:07/01/26
最終更新日:22/02/15