ジョンとは何か? それは韓国料理であり、宴席料理の一品であります。 と、言っても、別に小難しい作り方をするのではなく、家の冷蔵庫にある食材でカンタンに作れてしまいます。
あわせてゴマダレも作りますが、別にジョンだけにしか使えないというわけではなく、活用の幅も広いですので、今回はひとつ、ゴマだれの作り方を覚えながら、ジョンを作って楽しみたいと思います。
※尚、このレシピは、毎回楽しみにしている朝日新聞の料理コーナーに掲載されてあったものを大変参考にさせていただきました。 ありがとうございました。
まずはゴマだれを作りましょう。 白ゴマと醤油を各大さじ3杯器に入れ、そこへごま油を大さじ2杯程度たらしこみます。 そこへ砂糖小さじ1、みりん大さじ1を加えよくかき混ぜます。
仕上げに叩き潰したニンニクのみじん切りひとカケラ分と、ネバリが出るほど包丁で叩いたネギ少々を加えるとできあがり。
このようにカンタンに作れてしまうゴマだれですが、色んな料理に活用できます。 ほうれん草の和え物とかナムルとか。 ナムルといえば、檀流のナムルダレもまた格別です。 今回のゴマだれともよく似ておりますが、是非一度作ってみてください。
ジョンの生地は、卵と塩少々だけで作られております。 「えっ、そんだけ?」 という声が聞こえてきそうですが、それだけです。 卵を2、3個溶いて、塩少々を加えるとできあがり。
そういえば、お好み焼の際に、とんぺい焼きというのを作りましたが、それにも近いような気がします。
今回は、エビのむき身、ニラ、シメジを使用しましたが、別に何だってよさそうです。 イカとか、タコとか、豚バラだとか、もやしだとか、ネギetc...
フライパンに油を熱し、そこへ溶き卵を少量たらしこみます。 「ジョワー」と音をたてて、卵が焼けていくはずですので、それをなるべく円形になるよう成形しつつ、お好みの具材を乗せます。 頃合を見てひっくり返して反対面も焼きます。 器にとり、ゴマダレをかけていただきます。
※上記のようにカンタンに書きましたが、実はナカナカ焼くのにコツが必要です。 生地が卵と塩のみなので、ゆるくて、フライパン上でダラリと流れてしまい、収拾がつかなくなって慌てるということを2度ほど繰り返しました。 この対策は、火力を強めることです。 焦げつきそうだからといって、弱火でジョンを焼こうとすると失敗します。 ある程度の火力が必要だというのが感想です。
さらに焼く際の油ですが、この分量が多すぎると、卵がオバケのように膨らんで、収拾がつかなくなります。 なので、油は少な目で焼きましょう。
さて次は、生地に小麦粉を混ぜ込んだジョンを作ってみたいと思います。 小麦粉を混ぜ込もうが、混ぜ込むまいが、ジョンなのです。
ジョンは韓国語で「焼いたもの」を意味するプチムゲの一種であり、このプチムゲの方言が、皆さんおなじみのチヂミなわけです。 ということは、なんだって焼けばジョンという風にとらえることができると思います。
今回の生地は、ふるった小麦粉100gに水100cc、それに卵一個を割り落として、塩をひとつまみ入れたものです。 はじめのジョンよりも焼きやすいので、まずはこちらから試してみてもよいかもしれません。
今回使用する具材は、息子と磯遊び中にすくいあげた小さなエビです(名称不明)。
フライパンに油を熱し、生地を薄く広げます。 そしてエビをちらして、しばらく焼いた後、ひっくり返して両面こんがりと焼き上げます。
醤油、黒酢、ゴマ、ごま油、塩を混ぜたツケダレをつけて、食べます。
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07/04/10