今の季節(7月)頃になると、近所のおばちゃんから毎日のようにキュウリの差し入れがあります。
そのキュウリは自家栽培のもので、見た目は市販のものよりもよくありませんが、みずみずしさ、野菜本来の甘味はまったく別のものといっても過言ではありません。 おばちゃん、ありがとう!
しかしこう毎日差し入れされると、我が家はキュウリだらけになってしまいます。 酢の物やキュウリもみにして毎日食べたところで、一日10本は差し入れがあるからです。
「おばちゃん、まだね、この前もらった分が沢山あるから大丈夫大丈夫」なんてやんわりとお断りしても「けーっ、遠慮すんなよ」と、キュウリの束を置いていきます。 さて困った。 どうにかしてキュウリを 大量消費するレシピを考えねば。 ピクルスは山のように作ってあるし・・・・・。 と思案していたところ見つけたのが今回のレシピです。
東海林さだおさんの猫めしの丸かじりを読んでいたところ、巻末に平野レミさんの解説があり、 そこで紹介されていた料理のひとつがキュウリと鶏肉炒めなのです。 鶏肉と並んでキュウリが主役の この料理、キュウリの処理に困っているあなたに(いるのか)オススメいたします。
早速キュウリをどうにかしたいところですが、まずは干しエビをお湯で戻しておきましょう。 今回は駿河湾の桜海老を使用しましたが、デパートの中華食材コーナーを覗けは干しエビはいくらでも 見つかります。 戻し汁はあとで使用しますので大事にとっておきましょう。
さてキュウリを縦半分に切り、スプーンでタネ周辺をくりぬきます。 この処理は、キュウリの水気をとり、炒めてもシャキシャキ感を保つために行うものです。
種をくりぬいたキュウリを斜め切りにしておきます。 厚さはお好みでどうぞ。
サイコロ状に切って塩コショウ、酒、片栗粉をまぶしつけておきます。
鍋にごま油を熱し、鶏もも肉を炒めます。
しばらく炒めたところで、干しエビの戻し汁を加え、フタをしめて蒸し焼きにします。
鶏肉に火が通った頃、用意しておいた干しエビとキュウリを加え、さらに叩き潰したニンニクを放り込んで、塩コショウで味の最終確認を行います。
器に盛り、砕いたピーナッツを散らすとできあがり。 お好みであらびき黒コショウを振りかけます。
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07/07/28