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とうがん煮(冬瓜)

とうがん煮(冬瓜)

昔付き合っていた女の子が、晩御飯を作ってくれるというのでそうしてもらいました。 肉じゃが、味噌汁、その他が食卓に出され、さあ後は炊きたてのご飯が来れば完璧!というところで、キッチンから 彼女の妙な声が聞こえました。 不審に思ったオイが現場に向かうと、炊飯器の前に立ち尽くす彼女。 覗きこんでみると、そこには真っ赤になった米がありました。 赤飯ではありません。 おそらく 妙な具合に発酵してこうなってしまったのでしょう。 彼女に聞いてみると、米を炊くのをすっかり忘れており、この赤い米は数ヶ月位前に炊いたものだと自白しました・・・・。

肉じゃがその他の味はどうだったのかというと・・・・・・・・・これ以上は書けません。 ただひとつ言えることは、料理が得意でない彼女だったということです。

しかし、

そんな彼女がたったひとつだけまともに作れる料理がありました。 それが今回作るトウガン煮なのです。 これは彼女のお母さんがよく作っていた料理で、お父さんの好物だったのだとか。 人間、何らかの とりえがあるものです。

冬瓜

冬瓜

冬瓜は皮を厚くむいて、種をとりのぞき、適当な大きさの角切りにしておきます。 冬瓜自体、味という味はしないのですが、まるでスポンジかのように、味を吸い込むわけです。


煮る

煮る

鍋に出汁、薄口醤油、ミリン、酒少々を加え、そこへ鶏ひき肉を加え、よくほぐしながらしばらく煮ておきます。


トウガン投入

ある程度煮たったところで、切っておいたトウガンを加え、中火で冬瓜が柔らかくなるまで煮ます。 


とうがん煮完成

とうがんの煮込み具合としては、とうがんに竹串を刺すとスッと通るぐらいです。

仕上げに水溶き片栗粉を加えザックリと混ぜ合わせると完成。


トウガン煮のツボ

  • とうがんの皮は厚くむく。
  • 夏に採れて冬まで持つから冬瓜だという。
  • とうがんを生で食べる事もある。 薄くそいで酢味噌あえにしたりする。

おさらい

とうがんの皮をむく。 鍋に出汁、薄口醤油、みりん、酒を加え、そこへ鶏ひき肉を投入し、煮たてる。 とうがんを投入し、柔らかくなるまで煮る。 仕上げに、水溶き片栗粉でトロミをつける。

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07/08/31



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