夏は過ぎ去りました。
世間はすっかり秋模様です。 夏前に「冷やし中華始めました」と、店先に始めた旨を書いた紙をつつましやかに貼り付けていた、 中華料理屋さんは、もうとっくにそれを、はがしてしまったのでしょうか。
始めのお知らせはあっても、なんで「冷やし中華終わりました」の、終了を伝える張り紙をしないのか?
敬愛する東海林さだおさんは、こう書いておられました。
もともといつも、季節感のない食事をとるオイですので、夏だろうと冬だろうと、冷やしソーメンを食べたり、 ザル蕎麦を喰ったりしています。
その一環で、この冷やし中華も年中食べているわけです、真冬でも。
具の準備です。 冷やし中華といえばきゅうりです。 塩でもんで、洗い、うすくナナメに切って端から細いせん切りにしましょう。
もやしは一瞬熱湯をくぐらせておいて、ザルにあけます。
トマトは好みで湯むきして、ザク切りします。
あらかじめ干しシイタケを水に浸しておいて、その後5分ほど煮ます。 煮た後はよく水気を絞ってから、せん切りにしておきます。 煮汁はタレ作りに活用しますのでのけておきます。
冷やし中華といえば、ハムで知られますが、今回はいっちょう、チャーシューをこしらえて薄切りにし乗っけます。 バンバンジー的鶏肉でもイケますね。
あとは錦糸卵とかですね。
具が出そろったところで、タレ作りにまいります。
まずは定番、甘酢ダレです。
醤油、砂糖、酢、煮きったみりん、胡麻油、干し椎茸の煮汁を合わせ、混ぜ合わせると完成です。
続いてゴマダレです。
胡麻ペーストと醤油、マヨネーズを合わせてよく練りまして、クリーム状にします。
そこへ胡麻油、塩、砂糖、醤油、酢、干し椎茸の煮汁を合わせ、ネットリさせると完成です。
最後にホットなタレを作ります。
コチュジャン、煮切りみりん、醤油、胡麻油、酢、干し椎茸の煮汁を合わせます。
以上3種のタレを作りました。 酢と醤油を増減させて、お好みに調整してみてください!
市販の中華麺を使います。 生でも乾燥でも結構です。 大鍋にたっぷりの湯をグラグラ沸かし、パラパラ麺を投入します。 途中でさし水はせず、ふきあがってきたら、その都度火力を調節しながら対応します。 固めに茹で上げておきます。
茹でたらザルにあけ、流水で徹底的にムキになって麺を洗います。 その後水をしっかり切って、器に麺を盛り、 ベトつき防止のために胡麻油を若干まぶします、風味もよくなりますし。
具とタレの準備が整ってから、茹でるようにしましょう。
麺の上に具を盛り付け、食卓に運びます。 タレはいっぺんに全部かけてしまうと、麺がタレを吸ってマズくなったりしますので、その都度チョットづつかけながら食べたほうが安全です。
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06/09/27