その昔、婆ちゃんが頻繁に作ってくれたイカ飯は、オイにとっては言わば、おやつでした。 イカを容器に使うという大胆な発想。 さらにその容器さえも食べられるというイカ飯は、なんという合理的な食品なのでしょうか!
今回剣先イカを使用しておりますが、イカの種類はなんだって結構です。 下足と、ワタ、軟骨を取り外し、袋状の胴体をよく洗って水切りしておきます。
モチ米と普通の米を適当な割合で混ぜ合わせて洗い、一晩水に浸し、その後ザルにあげて水切りしておきます。
イカの胴体に米を詰めます。 今回大さじ3杯弱ほど入れましたが、イカの大きさにより変わります。 詰めすぎは禁物なので「ちょっと少ないんじゃ?」 と思える程度の分量でオッケーです。
米を詰めたら楊枝を使って口を閉じます。
鍋に水、醤油、酒、砂糖、みりんを入れて、 そこへイカを投入します。 イカが泳ぐ程度の煮汁がベストです。 あとは落し蓋をして弱火でコトコト煮ていくだけ。 煮あがったらイカの表皮をキレイに剥ぎ取り、楊枝をとっていただきます。
切り分けて上品に食べるのもいけますが、ワイルドに丸のままかぶりつくのもオススメです。
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06/07/07