和歌山の漁師さんに教わった食べ方で、質素ながらもしみじみ素材の味が活きる一品です。
はじけるまで炒って、よくすります。 大漁に用いるのが美味しさのヒケツです。
丹念にから煎りします。
胡麻といりこを合わせ、酢を回しかけます。
半日ぐらい置けばもう食べられます。 保存中いりこが酢を吸って汁気が減りますが、気になるようだったら酢を足して、日々の食卓に役立てます。
という風に、大変シンプルな調理法で、味も容易に想像つくかと思いますが、まさにその通りの味がします。 家族は「甘味が欲しい」と訴えますが、これはこれで2、3日も食べればクセになるかと思われます。
意外にクセになってくれませんでした。 ならば甘いのをこしらえましょうということで、黒砂糖50グラムに水20グラムを火にかけてトロリとさせます。
そこへから炒りしておいたいりこ50グラムを合わせれば、甘口なのにアッサリとしたいりこになります。 おやつ的に嬉しいです。
予想はしていましたけど、今度は「ちょっと甘すぎる」なんて言ってくるんです。 となるとこのかりんと風を、ごま酢漬けにしてしえば、ぱったり苦情は治まりましたとさ。
かりんと風を刻み青唐辛子と胡麻油にて炒めなおすと酒飲み絶賛の佳肴になります。
いりこをから煎りして胡麻とあえ、酢漬けにする。
Instagramはじめました! ぜひフォローお願い致します。
14/06/30