かか煮

かか煮

昔、母に「かか煮」という料理を教わりました。

当時まだ若く、「肉気」が恋しい頃だったので、なんだか味気なく思っておりました。

ところが先日作ってみたところ、これがなかなかイケる調理法だなあという感想を抱きました。 そしてそれまでかか煮の「かか」って「母(かか)」の「かか」だと思いこんでいたところ、 もしかすると「おかか(かつおぶし)」のことを指しているのではなかろうか、と考えたのでした。


ゴボウをサッとゆでる

ごぼう

ごぼうは流水で洗いながらフキンでこすり洗いをして土を落とします。 今回皮付きで用いるためにこうしておりますが、皮をこそいでも結構です。

きれいになったごぼうをナナメ切りにしまして、サッと茹でます。


こんにゃくをちぎる

こんにゃく

こんにゃくをワイルドに手でブチブチちぎります。 「このほうが味がショム(染みる)」と母は言いました。


コンニャクを炒って水気を飛ばす

炒める

ちぎったこんにゃくを鍋に入れ、チリチリいいだすまで強火でから煎りし、水気を飛ばします。


ごぼうを投入

そこへ茹でておいたごぼうの水気を切ってから投入し、炒め合わせます。


煮汁を注ぐ

煮汁を注ぐ

醤油みりん砂糖を合わせた甘辛な煮汁を注ぎます。  今回は作り置きしているめんつゆを用いました。


タカノツメを投入し、煮つめる

たかのつめ

たかのつめを一本放り込み、中火で煮つめていきます。


かつおぶし投入

かつおぶし投入

ほどよく煮つめられたところでかつおぶしをひとつまみ加え入れ、軽く混ぜ合わせると、かか煮のできあがりです。 ごはんにも、酒の肴にもよいものです。


かか煮のツボ

  • たかのつめ大量投入でピリカラさせるのもオススメです。
  • こんにゃくをちぎる際は大きさをそろえます。

おさらい

ごぼうをななめ切りにして軽くゆでる。 こんにゃくをから炒りし、ごぼうを加え、炒め合わせる。 煮汁を注いてたかのつめを投入し煮つめ、仕上げにかつおぶしをからめる。

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11/03/18



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