「めんたいこって手作りできんの!?」
できますよー、しかも無添加なのにおいしくですね。
何かしらの真子を用意します。 今回イサキとタイの新鮮な真子を魚体から取り出しました。
真子の水気を拭いてから、たっぷりの塩で覆います。 このまま1週間ほど冷蔵庫内で寝かせましょう。
ちなみに画像はボラの真子で、まさにからすみを仕込んでいる最中です。
塩漬けの真子を取り出して水洗いをし、水に浸して5時間置いて、塩抜きを行います。
浸しておく時間は真子のサイズや塩の具合にもよりますから、端っこをつまんでみて確認してみましょう。
※もしも辛子明太子の時みたいに、塩漬けのたらこをお持ちでしたら次のステップから始めてください。
真子の水気をよく拭きます。 バットに昆布を敷いて日本酒で湿らせて、上に真子を並べます。 さらに上から昆布をかぶせて日本酒をたらり。
これに軽く重石をし、冷蔵庫で三日間寝かせます。
さて三日が経ちました。 静かに昆布をはがせば、すこしシュッと締まった真子が姿を現すでしょう。
汁気が出ているのでよく切って、粉唐辛子をまぶしつけます。
さらにこのまま一日寝かせば、堂々手作りめんたいこの完成です。
昆布の旨味の効いた、粒子のしっかりしているめんたいこです。
そのままご飯においしいですが、焼きほぐしたものをマヨネーズであえて食べるのにハマっています。
何とあえても美味しいめんたいこです。
18/05/14