昔一人暮らしをしていた頃、よく焼きビーフンを作って食べていました。 二日目の皿うどんのような食感をした麺は、「すする」というよりも「食べる」という感じです。
はじめは炒めて、次にスープでいただきます。
ビーフンをぬるま湯に3分ぐらい浸し、しんなりとするまで戻します。 戻す時間はものによっても前後するかと思います。
完全に戻してしまう必要はありませんよ。 箸でほぐすことのできる程度でオッケーです。 くれぐれも戻しすぎにご注意ください。
※今回は、後ほど具として用いる干し椎茸の戻し汁を使って戻しました。
戻したらザルにあけて水気を切ります。
具はホントなんでも結構です。 肉だけでも、野菜だけでも、冷蔵庫にあるものを使ってください。
よく使用する具としては、豚肉、ニンジン、タケノコ、干し椎茸、ネギなどです。
これらの具たちは、春巻の具とほぼ一致するところが面白いです。 実は今回、春巻の具の残りで焼きビーフンを作っているのでした。
具を一から作る場合は、鍋に胡麻油を引いて、肉を炒めます。 色がかわったら野菜を加えて炒めからめて、
そこへビーフンを投入します。 手早くほぐしながら炒めて、醤油、砂糖、酒、 塩、オイスターソースなどで調味します。 汁気が飛ぶまで炒めたら、もう焼きビーフンのできあがりです。
今回はできあがりに、酢醤油をかけて食べるつもりなので、それほどがんばって味付けはしておりません。 熱々でも冷めても美味しいものです。
※市販の味付ビーフンでも同じように調理できます。 味が濃くならないようにご注意を。
スープで食べるビーフンも乙なものです。 超カンタンに作れますし。 今回は、トリガラスープに戻したビーフンを入れて、 ニョクマムと塩で味をつけ、程よい固さになるまで煮ております。
具なんてなくても十分美味しいですが、ちゃんぽんばりに具沢山にするテもあります。 これがまた、冷めてもそれなりに美味しくいただけるところがビーフンの良い所です。
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10/05/20