茄子の美味しい季節です。 定番の焼きなす、 よく冷えた凉拌茄子、 ピリッとしたベグン・バジャとビールなんて最高です。
今回の茄子の丸炊きは、シンプルな調理法ながら奥深い味のする一品です。
茄子のヘタを切り落とし、皮に1センチ間隔で切れ目を入れます。 せっかくですもの大量に茄子をご用意ください。
鍋に茄子を敷き詰めて、水をヒタヒタに張ります。 そこへスルメをカットしてドッサリ加え、煮るのです。
スルメですよスルメ。 スルメを出汁とした茄子の煮物なんです! 炙ってかじれば酒肴の極となるスルメをダシに使うと、 驚くべき旨味を発揮することは豚肉とスルメのコラボレーションで経験済みです。 茄子を煮たって、何を煮ても旨さは保障されているのです。
茄子に対して一割程度のスルメを加え、落し蓋をして、中火でコトコト煮込みます。
スッと箸が通るぐらい茄子が柔らかく煮えたところで味付けです。 みりん少々、醤油少々をたらします。 その後しばらく煮込みますが、味の濃さは「少し薄いなあ」と感じるぐらいにしておきます。
あとは火からおろしてそのまま安置し、茄子に味をふくませるだけです。 夜食べるならば朝のうちに煮て、ふくませておくようなつもりで作ると、 甘辛く煮付けた料理では到底かもし出せない奥深い味わいがでます。 食べる直前にもう一度火にかけて、熱々のところをおろし生姜でいただきます。
茄子に切れ目を入れてスルメと一緒に煮て、柔らかくなったところで醤油、みりんで味をつける。 火からおろしてふくませて、 食べる直前に火にかけておろし生姜でパクリ。
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11/07/20