「グラタンなんかで飲めるか!」
そんなお父さんの声で現れたのが本グラタンです。 口に合ったら今度は逆に、お母さんへ作ってあげてみてください。 呑まない人でも、思わず目がウルむ美味しさです。
長ネギを三本用意します。 そして青い部分は切り離し、今回は白い所だけを用いる贅沢仕様です。
※下仁田ネギがあればサイコウです。
「三本」といいましたがとくに決まってなく、盛り付ける器に切ったネギをあらかじめ並べてみて、くまなく敷き詰められたらそれが適した分量です。
焼く前に、ネギを一瞬、10秒ほど下茹でします。 とあたかもネギだけ茹でてるように書きましたが、実はネギの下にはアサリが並んでおり、ヒタヒタの湯でアサリ1パックを煮ている所へネギを放り込み、 10秒たったらネギだけ引き上げる、という風にしたいんです。
アサリはアサリで10粒ほどのむき身と、ショットグラス一杯の煮汁を拝借し、残りはその他の調理に活用します。
作りおきがあれば良いんですけどね、無いなら無いでカンタンです。 鍋にオリーブ油を一杯たらして小麦粉を大さじ2、 牛乳を同じく大さじ2杯加えてこねるんです。 はいこれで即席ホワイトソースです。
ホワイトソースに、味噌を大さじ一杯練り入れるから飲めるんです。 味噌の種類は問いません、どれでも美味しく作れます。
あとは器にネギとアサリを並べ、上からホワイトソースを流します。 もしもソースが固くて流しにくい時は、アサリの煮汁をもう少し拝借してのばします。
最後に上から粉チーズでも振り、250度のオーブンで15分焼けば完成です。 理想的な状態は、普通のグラタンっぽくモッタリするのではなく、どちらかというとサラサラした口当たりのゆるいソースが喜ぶハズです呑んべえは。
※調味は塩と胡椒を焼いた後から振る感じが合わせやすいです。
ネギに特化したグラタンをこしらえひたすら飲む。
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15/06/29