暖簾をくぐればごったがえす店内に、ハツラツとした恰幅の良いオカミがおり、その手作りの惣菜がカウンター上の大皿にズラリ並べられていて、どれをつまもうか考えるだけでもう楽しい。
こんな居酒屋少なくなりましたねメッキリ。 「例えばぷちぐるが居酒屋だったらこの大皿は常備するね」的肉じゃがです。
「かぎりなくシンプル、だからこそ旨い」の法則発動です。 肉じゃがに最低限必要なもの、それはジャガイモと肉、玉ねぎの三品です、これしかありません。
ジャガイモの皮をむいて四等分し、水にさらします。 「何で水にさらすのか?」 だって調理が簡単すぎてやることがないんですもの。
皮をむいてせん切りにする、ただそれだけです。
鍋を熱して油を引き、三品ぜんぶいっしょくたにして炒めます。
すかさず水を注ぎます。 出汁なんか使ってられますかオカミは忙しいんですもの、水です。 これでも肉から絶妙なる旨味が出ますから、まずは水にて後述の分量通りに作ってみてください。
水を加えて沸騰させたらアクが出ますからそれを気の済むまですくい取り、以降中火でまいります。
砂糖、みりん、醤油を加えて落しブタをし、煮汁がほとんど無くなるまで煮詰めます。 時間でいうと20分ぐらいですかね。
こんな感じになりましたら大皿へ。 しみじみ「オカミの肉じゃがは旨いよなあ」と感じる風味がそこにあるハズです。
ジャガイモ肉タマネギを炒め、水を注いで甘辛く煮つめる。
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15/10/07