生菜包とは何でしょう? それは鶏肉や豚肉等をレタスでくるんで食べる中華料理です。 邸永漢の『邸飯店のメニュー』にある料理で、 本来ならば、鳩やウズラの肉で作るものを邸さんが日本風にアレンジしたものです。
鶏の手羽先、ササミ、レバー、 豚モモ肉をみじん切りにします。 各分量はお好みでどうぞ。 鶏肉好きならば鶏肉多めに・・・とか。
レバーを入れる際は、あらかじめ茹でておきます。
干しシイタケは水で戻しておいてから、みじん切りにします。 ほかにもタケノコを入れたり、クワイを入れたりするそうです。
鍋を熱し、油を回しいれます。 ネギのみじん切りと、ショウガをひとかけら投入し、香りが立つまで炒めます。
そこへ用意しておいた肉類を加え、水気が飛んで、ポロポロになるまで炒めます。
さらに野菜類、最後にレバーを加えて炒め続けます。
味付けは醤油、塩、胡椒、砂糖少々、胡麻油で行います。
炒めた具は、皿の真中に盛り付けておくんです。
生菜包に欠かせないのがビーフンです。 ビーフンのパリパリとした歯ざわりが重要で、香ばしくもあり必須なわけです。 鍋に油を入れて中火程度で温めます。 そこに乾いたビーフンを入れて、焦げない程度に揚げます。
※ビーフンを油に入れると一気に膨らんでオイはビビリました。 わずかなビーフンでも相当量の揚げビーフンができあがりますので、分量に注意してください。 ちなみに今回、ケンミンの焼きビーフン一袋の1/3を使って作りました。
揚げたビーフンをこまかく砕きまして、具の周囲をぐるりと囲むのです。
ケチャップと醤油、 それに辣椒醤を合わせて作ります。 辣椒醤がない場合は、タバスコで代用します。
レタスの上に具と揚げビーフンを乗せて、ソースをたらします。 それをくるんでガブリとやるともう幸せ。 ヘタなサラダよりもずっとイイです。
※少し考えたのですがこの際具を全て別々にしておいて、 お好みの具だけをチョイスして食べるというやりかたのほうが、万人受けしそうな気がします。
06/12/21