魚を丸ごと焼きあげた、インパクト大な一皿です。 本格的な味なのに、作る工程はあっけなくカンタンです。 パーティー料理にもうってつけですよ!
魚は何でも結構です。 ウロコをかいて、ワタを抜き、よく洗っておきます。 今回は長崎で今が旬の、イサキを使います。
小魚を用いる場合はズラリ並べて焼くと見栄えがするでしょうし、鯛など赤い魚を焼けば目に美しく絶賛されます。
オーブン皿にオリーブオイルをまんべんなく塗り、魚を横たえます。 軽く塩、胡椒をして、 魚の周りには何かしらの香草(今回ローズマリーです)をドッサリ添え、「入れすぎ!」と指導受けるぐらいニンニクを皮つきのまま10粒ぐらい散らかします。
このニンニクが今回のツボです、20粒でも構いやしません大量に用いましょう。 魚の腹の中にも3つ程入れておきます。
いざ焼きます。 250度で10分かそこら焼けば十分だと思われますが、魚の大きさや、オーブンの具合にもよりますから時折覗いては時間の調節お願いします。
焼き上がり表面の皮がはじけ破れてちょっと格好わるいなあと思う際は、あらかじめ魚の表面に切れ目を薄く入れておけば解決できると思いますけど、なに上からソースをかけますもの構いやしません。
オーブン皿から魚とニンニクを盛り付け皿に移します。 焼けた香草は取り除き、空の皿へ酒をコップ一杯たらします。 皿の上には魚の旨味やニンニクの香気が残っていますからね、それらを全部酒でからめとるつもりで皿上を酒で洗い、
それをフライパンへザルで濾しながら入れます。 火にかけて、トマト一個をざく切りして加え、レモン汁2に対してオリーブ油3を加える感じでたらしこみ、かすかなトロミがつくまで煮詰めます。
仕上げに塩と胡椒で味を調整します。
アツアツのソースを魚の上からジャッとかけてはい出来上がり。 酒ください。
時には鯛のお頭で!
更新日:23/04/13
公開日:15/06/17