ぷちぐるtop / レシピ一覧 / 刺身系 / 池波正太郎風シメサバ

池波正太郎風シメサバ

池波正太郎風シメサバ

鯖。 シメサバが上手にできたときは嬉しくて嬉しくて涙が出そうなほどウマイものですが、 今回はちょっと変わったシメサバを作ってみたいと思います。

シメサバと呼んでよいのかも少し微妙ではありますが、池波正太郎著「食卓の情景」よりお伝えいたします。


塩ふり

サバ

まずは鮮度のよいサバを買ってきて、3枚おろしをして、シメサバを作る要領で身に塩を振り掛けます。 そうして半日ほど放置しておきましょう。


さらす

サバの身がキュッとしまりました。 それから水をかけて塩を洗い流します。 フキンで水気をしっかりとふき取っておきましょう。 皮をはいで、腹骨、中骨もとっておきます。


池波正太郎風シメサバ-タマネギ

タマネギ

タマネギを多めに薄く切っておきます。 紫タマネギでも美味しいです。


池波正太郎風シメサバ-レモンかける

大皿に、タマネギをしいて、その上に刺身状に切ったサバを置きます。 そして上からジューっとレモンを振り掛けます。 能率のよいレモンの切り方 →


池波正太郎風シメサバ完成

その上をさらにタマネギで覆って、再びレモン汁をかけます。 まだサバが残っている場合は、さらにサバの刺身を置き・・・と、繰り返して、上から重石をして、30分ぐらいおきます。 あとはタマネギごとサバの刺身を皿へ取り出して、またしてもレモンの汁をかけながら食べるのです。


シメサバサラダ

シメサバサラダ

いやーおいしかったですねシメサバ。 しかしシメサバがいつも上手に作れるとは限らないわけです。 時に鯖の脂がなかったり、はたまたシメすぎて真っ白になってしまったり・・・。

そんなときはシメサバをサラダにしてみましょう。 美味しくないシメサバを切り、レタスやクレソンとあえます。 そしてその上からソースをかけるのですが、マヨネーズに薄口醤油、酒、わさび少々を混ぜ込んだなんちゃってカルパッチョソースを作ってみました。 ウマイすよこれ。


シメサバサラダ

しめさばサラダ2

シメサバサラダにしてもなお、美味しくないサバというのもあります。 そんなときは少しヤケになり、シメサバにフレンチドレッシングをふりかけ、トマトの湯むきを刻んで散らし、さらにはカレー粉をふりかけます。 もはやシメサバの原形を止めぬほどまで手を入れて、ようやくなかなかの味になりました。


池波正太郎風シメサバのツボ

  • 鯖酢もどうぞお試しを。
  • 塩は強めでよいかも。
  • 醤油はつけなくても美味しい。
  • レモンとタマネギは多めに用意しておく。

おさらい

サバを3枚におろして塩をふる。 しばらくして塩を洗い流してよく水気をふき取る。 タマネギの薄切りを大皿に並べ、その上にサバの刺身を乗せる、レモンを振り掛ける。 タマネギを敷く。 これを繰り返し、上から重石をして30分。 できあがり。

インスタグラム始めました!フォローお願いします。

Instagramはじめました! ぜひフォローお願い致します。

05/11/20



*