主食、と言ってよいほどマルタイのお世話になっています。 何よりもまずストレート麺の旨さ。 安い。 ボリューム。 どれをとっても、マルタイに並ぶ即席麺はありません。
マルタイ棒ラーメンを美味しく食べるには、とにかく何も手を加えずそのまま作るに限ります。 と言いながらも長年ススリ続けてきた結果とっておきの秘伝があったりもしましてですね、 まずはスーパーでマルタイをカゴに入れたら肉売り場へ歩き、豚バラの脇に積んである無料のラードをひとつ頂くのです。 そしてウチに帰り、麺を茹でる際ラードを放り込んでから造れば並のラーメン屋では太刀打ちできない味が出ます。
さて今回は、マルタイの新たな可能性を模索すべく酸辣湯麺を作りますが、レシピの基になったのは「とにかくあらゆる料理にお酢を一滴たらせば、たちまちプロの味になる」と主張する栃木県の喫茶店マスターの談話です。 この意見になんとなく同意しています。
材料
何はなくともマルタイラーメンを用意します。 味の種類に色々ありまして、どれもレベルが高いです。
2、3時間前に干しシイタケを水で戻しておきます。
それを戻し汁ごと火にかけて、沸いたところでシイタケは引き上げ、こまかく刻んだ後鍋に戻します。
続いてマルタイ付属の粉末スープを汁に溶かして、
水溶き片栗粉でトロミをつければスープの下ごしらえ完了です。
今回手早く作るために付属のスープを用いましたが、トリガラスープを注いで醤油で調味するのも抜群に旨いですよ。 麺だけ活用するわけです。
スープはトロ火にかけておきまして次にまいります。 丼に刻みネギを入れ、胡麻油(もしくはマルタイ付属のオイル)と酢を同量注いでおきます。
酢の量は好みで調整します。
湯をわかしてマルタイを茹で、
茹であがりに近い頃溶き卵をスープに流します。
あたかも糸であるかのように細く長く回し入れてゆくと美しい仕上がりとなります。
卵が固まったところで丼にスープを注ぎ、
今しがた茹であがった麺の水気をよく切って入れ、いなしてさらの上からスープを張ります。
ガッツリ胡椒を振り、熱々をいただきます。
更新日:23/02/28
公開日:14/02/09