水餃子
水餃子

水餃子

開高 健の『最後の晩餐』にあった水餃子の作り方をベースにしています。

パリパリの焼き餃子もよいものですが、しっとりムチモチの水餃子も乙なもんです。


水餃子のあん

餡(あん)

餡は、脂身の多い豚肉を二度挽きし、 それに背脂を加えたものがベストです。  みじん切りの白菜ネギショウガを加えて包丁でトントン、原形を失うまで叩きます。

味付けは老酒胡麻油醤油腐乳(中国製の豆腐のチーズ)の汁等で行い、を少しずつ加えながら、よくこねあわせます。  仕上げにサラダオイルとすりおろしたニンニクを少々加えれば餡のできあがりです。

※あんにエビ等魚介類を忍びこませるのもおすすめです。


水餃子の皮

今回は市販の水餃子用の皮を用いておりますが、 自作する場合は強力粉薄力粉を半々の割合で合わせ、を使ってこねます。

詳しくはぎょうざの皮の作り方をごらんください。  包み方は今回「一口餃子式」を採用しておりますが、焼き餃子のように包んでもかまいません。  ただ、あまりにも大きく形作ってしまうと、 茹でにくく又、箸でつまみあげにくくなりますのでいつもよりも若干小ぶりに包んだほうが良いと思います。


水餃子のつけだれ

つけだれ

酢醤油ラー油をあわせるだけでも結構ですが、

ゴマペースト胡麻油醤油棘醤甜醤油ニンニクネギショウガスープ砂糖を合わせたもので食べると旨いです。

ちなみに酢醤油の酢は、中国の黒酢を使うと一味違います。


水餃子を茹でる

茹でる

鍋に湯をわかし、餃子を食べる分量ずつ加えて茹であげます。 茹で時間は餃子の大きさにもよりますが、3〜4分程度です。

ついおしゃべりに夢中になってしまい、いつまでも湯の中で煮続けたりすると皮が破れて見るも無残な姿になってしまいますのでご注意ください。

鶏がらスープで茹でると激旨水餃子になります。 茹で上がったら即茹で汁ごと椀によそうとスープ餃子になります。


水餃子のツボ

  • 水餃子ダブルもどうぞ!
  • 大量に水餃子を食べると茹で汁には餡のエキスがたっぷりにじみ出ます。 ということは、茹で汁をつかって雑炊を食べたり、 味付けしてスープにするという技も可能です。 餃子鍋ですね。
  • スープ餃子や水餃子の生地を作る際にはお湯ではなく水でこねます。
  • 茹でずに蒸すというテもあります。

おさらい

ぷりっぷりの水餃子を作っていただきます。


12/02/01


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