連日寒くてお鍋が美味しいです。
我が家では簡単に作れる水炊きがよく食卓に上りますが、 この際使用する鶏のブツ切りについてちょっとお話があるんです。
丸鶏をバラして鍋にするのが最良ですが、時間のない時はスーパーで鶏のブツ切り肉を購入します。 安くて便利ですもの。
そしていざパックを開けて、鍋にぶつ切りを放り込もうとしたところ・・・やっぱり入っているんです、手羽元が。
この手羽元の事がどうしても好きになれないんです。 理由は昔交際していた人がよく手羽元のからあげを作ってくれたのですが、 いっつもこれが生煮えだったからです。 それ以来手羽元の事はなるべく避けて生活してきました。 でも逃げてばかりではつまりません。
手羽元を火通りよく、食べやすく、美味しくいただきます。
これが手羽元です。 よく目にしますね。 一体鶏のどの辺の部分になるのか気になる方は、鶏のさばき方をどうぞ。
手羽元の細いほうの先周辺にグルリと包丁を入れまして、腱を切り離します。 少し包丁を入れると白いスジが見えるはずでして、それが腱です。
腱を切りはなしたら、包丁の背を骨に当てながら、肉を上のほうにしごき上げてしまいます。
※木ベラなどでしごき上げたほうが安全です。
ごらんのように肉が上側へまくれ上がり、生骨が露出しました。 これにて下準備完了です。
さらに上を目指す場合は、肉を包丁の背でトントンとまんべんなく叩いておくと、柔らかく仕上がります。
※肉をしごき上げにくい場合は、あらかじめ骨にそって縦に包丁を入れておくとよいです。
衣はシンプルに卵と片栗粉を合わせたものです。 モッタリしすぎる時は、水少々を加えて溶きます。
※衣自体に塩、胡椒で味付けをしておいてもよいですし、揚げた後からふりかけても結構です。
あとはいつものからあげのように、 180℃の油でこんがりと揚げるだけです。 ちなみに衣は肉部分だけにまとわせたほうが仕上がりがシャープです。
鶏のスネ肉(骨付き鶏もも肉の先です参照→鶏もも肉のコンフィ)でも同じように作ることができます。
衣を厚めにつけて濃い目の味付けをして揚げると、ケンチキのような風合いに仕上がります。
手羽元をソソル形にしてからあげにする
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12/01/17