メニューに「鳥皮ギョウザ」とあったので注文したところ、「うーんあまりオススメはしませんが」と店主は言いました。
理由を聞けば、自らが作ったものでなく、市販品を出しているから、という事でした。 それでも一応勉強の為にお願いしたところ、均整のとれた姿の鳥皮餃子が現れました。 一口かじってすぐ、店主の言葉の意味を理解しました。
それから小一時間、鳥皮餃子をテーマに自作するならどう作るかを二人で話し合い、完成したのが本レシピです。
鳥皮をたんまり用意します。 包みやすいよう、なるべく広い皮を用意したいところです。
皮をサッと茹でておきます。 なんでかというと、そのまま包んで揚げちゃえば、皮が縮んでギョーザでなくなるからです。
茹でた皮を十分干します。 水気が飛んでやや色が濃くなればそれで良いんですが、あわよくば徹底的に干しあげてから作るのもイケるのではなかろうかと研究中です。
皮で餃子のアンを包みます。 と書いてはみたものの、実は中身は鶏肉関係がよく合います何せ皮が鶏なわけですからね。 鶏ナンコツやハツにレバー等モツ系が超合います。 色んなアンの餃子を作れば食べるとき楽しくもあります。
餃子の皮みたいには言う事ききませんからね鳥皮。 なんとかアンをくるみこみます。 最初の一個の大きさに揃えながら次々にくるみます。
口は楊枝で縫いとめます。
あとは180度の油で表面がキツネ色になるまで揚げるだけです。 ビールにゃモッテコイです。
14/05/02