溶けてしまうほど熱い夏、BBQで盛り上がった日々がもう、遠い昔の事のように思える今日この頃です。
子供たちが集まる場では、カレー出現率が八割にものぼりますところ、いかんせん日々忙しいお母様方は、市販のルーでチャチャッとこしらえハイお食べ、というパターンが定番化しております。
「カンタンに、市販のルーなんて超える味が作れますよ!」
と提案しましたがいかんせん、早朝から慌ただしい日々を送るお母様方は「そうねえ、でも、メンドウでしょう?」と口をそろえます。
そこで超簡単に、でもしっかり本格的な味を出せるカレーを!と考案したのが本作でして、子供たち、お父様お母様にも好評でした。
「キツネ色になるまでバターでじっくり小麦粉を炒めまして云々」とかいうからカレーは市販品になっちゃうんです。
鍋を熱し、あったまったらバターを溶かし、小麦粉を加えてよくこねます。 分量さえ守れば、投入後すぐにこねくりまわせるルーとなります。
すかさずルーの上からめんつゆ(ストレートでない)ですね、これをチョボチョボ入れてはこねくり回し、入れてはこね、と全量めんつゆを溶かし加えてまいります。
めんつゆを全部加えた頃、カレーと呼ぶにはトロミに欠けるソースが鍋中にあると思います、がここですかさずさいの目切りのジャガイモとひき肉を加えまして、 弱火で15分煮続けます。 時折ザックリ混ぜ、焦げつきだけは防止したいところです。
さて15分経ちました。
「そう、このトロみですカレーは!」
って感じの質感になっている所で味付です。 カレー粉を加え、その他パプリカ等お好みのスパイスを加えて弱火で煮続けます、んー良い香り。
味付はシンプルに砂糖と塩だけなのですが、きちんと味はまとまります。 初めに砂糖を加えて混ぜて、あとは塩にて味を調えます。
仕上げにカレー粉をもう一度加え、火を止めてからご飯と盛ります。
ちなみにご飯ですが、サフランライスなぞ、たいそうなものをこしらえるとなれば手間ですけどね、 単にご飯にターメリックとオリーブオイルをまぶしつけてザックリ混ぜると美味しそうな黄色いターメリックライスになります(本式ターメリックライス)。
子供たちはいつものカレーとチと違う、黄色いご飯のおいしいカレーを食べた日の事を、大人になってもきっと、大切な思い出として忘れないでしょう。
簡単だけど、しっかり美味しいカレーを作るのだった。
Instagramはじめました! ぜひフォローお願い致します。
15/09/13