新鮮なイカが手に入ったら試しに干してみましょう! 今回は剣先イカを使用します。
イカの裏側というか、エンペラ(みみ状のヒレ)の位置で確認していただきまして、こちら側から包丁をスーッと入れていきます。
尖がっている先端まで包丁を入れたらこのように開くことができます。
イカの眉間(目の間)に包丁を入れて…
口と目を取り除きます。 口は串刺しにして炙るとよい酒の肴になりますよ。
あらわになった内臓系の中にスミ袋が確認できると思いますので、これを恐る恐る持ち上げて、破らないように取り除きます。 墨袋以外の内臓もすべて取り除きます。
※季節によっては、イカの卵が入っている場合がありまして、これは捨てるのはもったいないぐらいおいしいものです。
身のみになったイカをきれいに水洗いします。 ちなみにイカの胴体の真ん中にまっすぐ一本ある透明の骨はつけたままにしておきます。
きれいになったイカの身を、魚のように塩水にしばらく浸しておきます。 この際、皮をはいでもはがなくてもお好みでケッコウです。
※一夜干しをご参考ください。
たて塩から取り出したイカを干しますが、その際にキチンと姿勢を正していただくために串を打ちます。
あとはお気に召すままお好みの干し加減になるように天日干しするだけです。
もうね、美味しいに決まっています。 焼く際に、イカは意地でも丸まってきますので、それがいやな場合は、串を打ったまま炙ります。
※干したイカをてんぷらにするのも美味しいそうです。
口は集めて串刺しにして焼き鳥のように炭火で炙りました。 軽く塩をふって食べます。
現在ページトップの写真のように、開いたイカを干物にするのではなくて、スルメを作ってみようではないかという話になり、日々干してる最中です。 5/18日に干し始めて現在3日目です。 いつまでかかるのか計り知れませんが、スルメっぽく仕上がったら追記します。
以上イカの干物でした。
とか
もご覧ください。
08/5/21