ひじきは、漢字で「鹿尾菜」と書きます。
人参と豚肉を入れて醤油と砂糖で煮詰めるだけというシンプルな料理なのですが、毎日の食卓に小鉢で一品あれば非常にうれしいものです。 鉄分やカリウムが多く含まれているので、子供が小さいときから食べさせてあげましょう。
総菜屋でもひじきをよく見かけますが、甘すぎる感もなきにしもあらずですし、簡単に作れますから是非お試しください。
今回使用するのは生ひじきです。 と言いましても、ひじきは生では渋みが多くて食べれません。
我々が普段口にしているのは、数時間鍋で煮たひじきを天日乾燥した乾燥ひじきと、 乾燥ひじきを蒸した生ひじきになります。
さらに、茎にあたる部分の長ひじきと、 小枝だけを集めた芽ひじきがあります。 オイは今回生芽ひじきを使います。
※乾燥ひじきを使う場合はあらかじめ水に20分ぐらいひたしておいて、水気をよく切ってから使います。
※ちなみに生芽ひじきを一日干すと、このように乾燥ひじきになり、保存がきくようになります。
ひじきと一緒に煮るものとして、まず豚肉は欠かせません。 豚バラでも豚コマでもなんでも結構です。 細かく切っておきます。
人参も栄養、色彩的に欠かせないものです。 皮をむいて、細長く切っておきます。
まず鍋に胡麻油を引き、豚肉を炒めます。
しばらくしてから人参を投入し、よく炒め合わせます。
頃合をみてひじきを投入し、ザックザクと炒め合わせます。
みりん、砂糖、醤油を加え、まるで炒めるかのように煮ていきます。
ほどよく煮汁が飛んだら煮ひじきのできあがりです!
子供たちは炊き立てのご飯にひじきをのせて「ひじきご飯」でワシワシ食べます。 オイは晩酌の際、小鉢に少し盛ったのをつまみます。 毎日少しずつ食べます。
煮ひじきのバリエーションとして、大豆を入れてみたり、豚肉を入れているにもかかわらず、さらに鶏肉を入れたりして栄養、ボリュームを強化するのが好きです。 ひじきを煮る際に、 砂糖をひかえ、水あめを使ってみたりすると飽きずに楽しめます。
05/11/20