瑞々しい貝柱を用意します。
これを3パーセントの塩水で5分ばかし茹でます。
水気を切って、早速干し始めます。 季節はちょうど冬だったので、悪くなる心配をしなくてよいのは助かります。
朝干して、日が暮れたら屋内に取り込む、という作業を二週間くり返しました。
茹であがりの状態での総重量は180グラムでしたが、14日後には三分の一の60グラムとなりました。 飴色に艶めきカッチカチです。
指で力いっぱいはさんでも、形が変わらなくなるまで干すのを目安としました今回(ページトップ画像)。 あとは容器に入れて保管しておくだけです。
早速自作の貝柱を用いて一品こしらえます。
干し貝柱を一晩水に浸してふやかします。 急ぐならば、
というようにやります。
戻ったら貝柱を割いて、戻し汁ごとかつおだしやトリガラスープと合わせます。
ダシ汁へ細長く刻んだ白菜を加えまして、30分ばかりフタをして弱火でコトコト煮込みます。
調味は塩と胡椒でシンプルに行い、
水溶き片栗粉で微妙にトロミをつけまして、仕上げにごま油を回しかけます。
かのピェンローに負けず劣らずな旨味です。
貝柱を塩ゆでし、14日間干せばカッチカチ。 白菜の煮込みは市販の貝柱でもやってみてください激旨です。
15/02/07