トンカツを作ろうと思ったのにパン粉がない…。 「おしまいだー」
ちょっとお待ちを。 家にパンさえあれば、パン粉は作れます。 だってパン粉というぐらいですからね。 さあパン粉を作りましょう。
食パンを常備しているご家庭は、揚げ物を作る際、万が一パン粉をきらしても大丈夫です。
作りたての食パンは美味しいものですが、日がたつにつれてパサついてきます。 「もはや捨てるしかないかこのパン。 思い切って買いなおすかしょっぱんを。」 ちょっと待ってください。 そのパサついたパンでパン粉ができますから。
2、3日たってパサついた食パンをさいの目に切ります。 新しくふんわりとした食パンの場合は、パン粉にすると割り切って、2、3日ほったらかしておきましょう。
さいの目きりの食パンを、ミキサーにかけます。 途中でパン粉がかたより、上手にミキサーできなくなる場合もありますので、 その際は一旦パン粉をならして、またミキサーにかけるとよいです。 はいこれで自家製パン粉のできあがり。 ミキサーを使うのでかなり細かいパン粉になります。 もしもザックリ荒めのパン粉がよいならば、すり鉢や大根おろし、金ザルを使えばよいです。
※パンを天日に若干干して、もみほぐしてパン粉にする手法もあります。
粗いパン粉はシャキリとした歯ごたえになります。 細かいパン粉は、物腰柔らかです。
食パンを使ったパン粉は甘味があり揚げ色がつきやすく、バゲットのパン粉は強めの塩気が持ち味です。
いずれも冷凍すると相当保存が効きますから、一度にドカンと仕込んでおくのもテです。
08/11/27