じゃが芋とバターの相性のよさは誰もが知ってることとは思いますが、今回はその両者をコトコト煮込んで一品作ってみたいと思います。 この作り方は、 愛読書、美味しんぼ第67巻「ジャガイモ嫌い」に載っていたものです。
山岡さんが札幌の居酒屋「味百仙」で教わったレシピなのだとか。
ジャガイモをスプーンで崩しながらスープをすわせて、いただきます。
まずは丹念に出汁を抽出しておきます。 一番出汁を使い、ジャガイモの香りを邪魔しないようにします。
カツオの一番出汁の中に皮をむいたジャガイモを入れます。
ここで有塩バターをジャガイモ10個に対して半ポンド(225g)投入します。 半ポンドということは、20グラムチョイということになります。
※コメント欄に梶原英男さんより半ポンドは約225gですというありがたいご指摘を頂戴しました。 本当にありがとうございます!
そして、塩、砂糖いずれも少々で味を整えて、超弱火で煮込みます。
40分ぐらい煮るとジャガイモが浮かんできて、そのまま煮続けると沈んで、さらに2時間半ほど煮るとまた浮かんでくるそうです。それから30分近く煮ると、食べ頃になります。 合計4時間程煮込む わけです。 長時間煮込むことにより、ジャガイモのうまみがスープに溶け出し、その際にジャガイモの泥臭さが消えるそうです。
※味百仙ではこのじゃがいものバター煮を600円でだしており、食べたい場合は前もって2日前から予約しておかなければならないそうです。
ジャガバターがあまりにも美味しかったのですぐに完食してしまい、しかたがないので里芋を入れて同じように煮込んだら無論、美味しかったです。
07/11/23