その昔「オニオンスープさえあれば、あとは何もつまみはイラン。」なんて言いながら、 ホントにオニオンスープだけで酒をガブガブ飲み続けるという人が知り合いにおりました。
実際スープ系って酒飲んでいるときに「一口すすりたいな」なんて思うときがたまにあるのです。 だから「鍋」は酒のつまみにもなるのですが今日は、酒に合いすぎるというイカの肝鍋を作ります。
イカ以外の具材は張り切りすぎずにシンプルにまとめ野菜を2、3種。 大人数で食べる場合は大鍋で作り、 少人数もしくはひとりで食べる場合は小鍋で作ります。
イカは肝が沢山入っている、塩辛なんかでおなじみのスルメイカを使用します。 安いですし。
もしくは、やはり肝の多いモンコウイカというズングリした烏賊を使えばさらに美味しい鍋になります。 どのイカを使うにしろ、刺身用の新鮮なイカをご用意ください。
スルメイカの下足と胴体を切り離します。 胴体はイカリング状の輪切りにしたいので、下足の根元を持って、そっと引き抜きましょう。
下足は適当に刻み、胴体は筒切りにします。 もっとも重要なワタは崩さないように取り出し、醤油、酒、みりんにしばらく浸しておきます。
出汁をとり、普通に味噌汁を作ります。 下味をつけたワタはこの際溶いてしまいます。
味噌は自分好みのものを使用します。 今回オイは赤味噌白味噌をミックスして使いました。
イカ以外の具としては、長ネギや、ニラなんかウマイです。 鍋を食卓へ運び、切ったイカを脇に配置し、シャブシャブの要領でイカを食べるのです。 決して煮すぎてはいけませんよ。
シメには、チャンポン玉やお米を入れて「イカ雑炊」を作って楽しむのです。
公開日:06/06/25