SIOUXさんは年に数回、日本にやってくる195センチの台湾人です。
来日理由は「あそこの山から昔水晶が採れたっていう話知らない? 水晶のある所には温泉が出る確率が高いのよ」みたいな主に投資関連の仕事をしに来ているそうですが、大儲けしたという話はこれまで一度も聞いてません。
氏との付き合いは、とある会食で「邸 永漢さんを師と仰いでいます」と伝えた事から始まりました。
邸さんと言えば台湾の偉大なる巨人ですからね、氏も尊敬していて一緒にコーヒー園を視察に行った事もあるそうですああ羨ましい。
さて、台湾料理には日本人の口に合うものが多い中、ニラを使う料理でオススメは何?と聞いて教えられたのがこのニラもやしでした。
ありがちな組み合わせですがね、いざ作ってみると計算されたキメ細やかな味でご飯にも酒にも合いました。
鍋を熱して油を引きます。 一番良いのは落花生油ですが、なに胡麻油で十分でしょう。
ニンニクを炒めたら、ひき肉を入れてほぐし炒めます。 ご覧の通り、肉はごくわずかしか使いません。 この肉は食べるために入れるものではなく、旨味をつける為のいわば調味料として活躍してもらいたいからこうなっています。
「肉が多いとニラともやしのジャマするの」だそうです。
味噌、砂糖、醤油を入れて炒め合わせたらちょっと美味しい肉味噌ダレです。 そこへ唐辛子の輪切りともやしを加えてジャッと炒め、ニラを入れてからは一瞬火にかける程度にとどめます。
仕上げにラー油を数滴たらしてハイできあがり。
更新日:23/02/14
公開日:19/12/11