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真・獅子頭
真・獅子頭

真・獅子頭

おでんにボリュームもたせたい時なんかによく獅子頭を使っています。

獅子頭とは肉団子の王様みたいなもので、そのゴツボコとした外観や、獅子の頭並に大きく形作る事に由来する名前です。

葱水

葱水

まずもって準備していただきたいのが葱水です。 何かというと、叩き潰したネギショウガを、水の中でよくもんで、こした水です。

後ほど用いますが、この水は中華料理全般の香味づけとして活躍しますので食生活に取り入れてみてはいかがでしょう。


豚バラブロック

豚バラブロック

続いて脂多めな豚バラブロックを用意します。

※背脂 + モモブロックなんかでも旨いです。


5ミリ角に切る

そして脂も赤身も5ミリ角程度にチマチマ切り分けます。 細かすぎると獅子になりません。


ひき肉と合わせる

その5ミリと豚ひき肉を合わせまして、ざっくり混ぜ合わせます。

この際用いるひき肉は、ひき肉として売られているものを使うより、自らの腕で包丁を握り、ガンガン叩いて作ったもののほうがより美味しく、大御馳走になりかつ、獅子頭の名にふさわしい質感がでます、 が今回はひき肉を買いました。 割合はお好みでどうぞ。


肉をまぜる

肉に紹興酒醤油で軽く味付けをして、を割り落とし、 さっきの葱水をたらします。 軽く混ぜ合わせつつ、


片栗粉を加える

最後に片栗粉を、団子がまとまる程度のネバリがでるくらい加えます。


団子をまとめる

まとめる

団子を獅子の頭大にまとめます、というのはあらゆる面で無理ですので、食べやすい大きさに丸めます。


獅子頭を揚げる

揚げる

180度の油で表面がしっかりキツネ色になるまで揚げていきます。 


味噌漬けにする

こんな感じです。 しっかり揚げておいた方が香ばしいものです。

もちろん、揚げたてをかじればもう、以後の工程はバッサリ取りやめてビール飲みたくなる感じです。


スープ

スープ

何かしらのスープを用意します。 鶏ガラを使えば中華色が全面に出ますし、 カツオダシでも牛のダシでも、何を使ったって美味しく仕上がりますのでお好きにどうぞ。


ニンニクショウガネギを炒める

鍋に胡麻油を熱しまして、ニンニクショウガネギのみじん切りを投入し、香り立つまで炒めます。


スープを加える

そこへスープをジャーッと注ぎまして、


調味する

砂糖醤油等で甘辛風味をつけます。


スープに獅子頭を入れる

獅子頭投入

そこへ次々に獅子頭を入れまして、


獅子頭を煮る

沸くまで強火で、あとは中火で半時間ばかり煮込みます。 途中アクが浮かびますのでその都度すくったりしながらですね。


スープが減る

次第にスープのかさが減ってゆくでしょう。


獅子頭を蒸す

30分が過ぎました。 ここで鍋から一旦獅子頭を引き上げて器に移し、スープも少々張ってから、今度は小一時間蒸します。


トロミをつける

鍋に残るスープは水溶き片栗粉で軽いトロミをつけて、胡麻油をたらします。


味の最終調整

味の最終調整をしてから、


野菜を煮る

野菜

つけあわせの野菜を軽く煮ます。 野菜は何でも構いませんが、あらかじめ下茹でしておきます。 ちなみに今回は小松菜です。


獅子頭にスープをかける

盛付

蒸し上がった獅子頭を器に盛り、上からスープをたらします。


獅子頭を食べる

ささ、熱いうちに是非どうぞ。 豚バラの脂身が効いてます。 食感楽しく味はコッテリで、ご飯のお供にも最適です。


レシピのツボ

  • モロ和風に作ると大変ウケが良かったです周囲では。

おさらい

獅子頭を本格的に仕込んで歓喜したのだった。

14/04/24


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