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塩イカの胡瓜もみ
塩イカの胡瓜もみ

塩イカの胡瓜もみ

通いだして4、5年になりますかね新宿にある吉本さん。

日本酒の旨い店で、空いた時間帯に入るとしんみり飲めてなんか好きです。 女将さんが細やかな気遣いをしてくれたりもし、 含蓄ある小話もまた、肴となるんです。

塩イカの事は肴を選びあぐねていた時に「これはどう?」と勧められたものです。 塩イカとは長野県で食べられるものであり、 昔は塩漬けにされたイカが樽詰めされて山を越えて運ばれてきて、そのイカの塩を抜いて、野菜とあえて食べていたのだといいます。

塩イカ

塩イカ

聞くところによると、塩イカを食べるのは長野県だけだといいます。 そういえば塩辛は目にするものの、塩イカなんて聞いたことありません。

イカのワタを抜いて、めいいっぱい塩を振りこんだものが塩イカです。 今回スルメイカにガッツリ塩をふり、二週間ねかせて即席を作りました。


塩イカの塩を抜く

塩抜き

塩漬け食材において重要なのは、塩抜きです。 抜きすぎれば素気なく、残りすぎれば塩辛くて喰えたもんじゃないという微妙な問題です。

これはもう体験学習したありませんので、水に浸して三時間置いてみました。 結果絶妙の塩気が残りました。

塩抜き後はサッと茹でます。


キュウリ

野菜

あとは野菜とあえますね、まずキュウリです。


ミョウガ

非常に合うのがミョウガです。


あえる

全体をザックリあえてから、


レモンをしぼる

仕上げに醤油をひとたらし、レモンをたっぷり絞り込んだらできあがりです。 全国的に普及すべく佳肴だと思います。


塩イカの胡瓜もみのツボ

  • 長野県で実際に塩イカを食べてみたいものです。
  • 塩イカを作る工場では、茹でたものに塩をすりこんだりもするそうです。 岐阜県でも食べられますが、ほとんどが長野県で消費されます。

おさらい

塩イカの塩出しをし、きゅうり、ミョウガとあえてつまむ。

15/04/04


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