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長崎ちゃんぽん

やさしいチャンポン

作り方はよくわかったけど、手間だよなー

という声をよく頂戴する事からこんな風にも作れるよ、というレシピをお届けいたします。

なのに味は本格派ですので是非お試しを!

ダシの調合

スープ

カナメのスープはこう作ります。

カツオブシトリガラのダシを温めて、そこへアサリのダシを足すんです。 これで基礎は固まりました、間違いなく旨いチャンポンが作れます。

カツオやトリダシはきちんと抽出しても、市販の粉末を用いても結構です。

アサリは砂出しをして鍋に入れ分量の水を注いで火にかけます。 沸いて貝がパカパカ開きだしたら火を止めて、汁だけダシと合わせるんです。 身は殻からはずし、後で具を炒める際に加えます。


スープ

あとはダシに牛乳砂糖みりん醤油で味をつけます。 ひとくちススってみてください、旨いでしょ。


カマボコ

チャンポンと言えば山海の多様な幸をいっしょくたにまとめて作るのが理想、ということになっていますがそんな事はありません。

地元のヒトが愛するチャンポンは、ごく質素な具で作られています。 ここで欠かせないのがカマボコで、この赤と青がなければチャンポンの彩りは飾れません。

たとえエビで赤を出し、ネギで青を気取ったところで、この人工的な色味がなければ薄暗いチャンポンとなってしまうのでした。 テンコ盛りで用意したいところです。

カマボコの他には豚肉もやしキャベツ(アサリのむき身)の三種で終わりです。

もやしはそのまま用いるとして、豚肉とキャベツは、カマボコの大きさに準じて刻んだほうが盛りつける際楽であります。

具を炒める

仕上げ

鍋に油を引いて、まずは豚肉を炒めます。 火が通ったら、カマボコ、キャベツ、モヤシを加えてジャカジャカ炒めてまいります。


麺を煮る

キャベツがややクタッとしたところで、スープを小鍋に取り温めて、そこへチャンポン麺を加えてほぐします。


丼に入れる

スープがたぎったところで丼へ胡麻油をたらして麺、スープを流しこみ、具をテンコ盛りによそいます。


チャンポン

アツアツに、白コショウを振ってどうぞ!


レシピのツボ

  • やはり一人前ずつこしらえたほうが慣れるまでは無難です。
  • 今回スープの調味は天然だしにて行っておりまして、市販の粉末だしを使うとやや濃いめに仕上がるかもしれません。
  • こだわって作るならばこちらをどうぞ長崎ちゃんぽん

おさらい

せっかく明日花見しようと思ったのに、雨なんすかねえ・・・。


16/04/03


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