ぷちぐるtop / レシピ一覧 / その他 / ビアレッティで楽しむ本格エスプレッソ

ビアレッティで楽しむ本格エスプレッソ
ビアレッティで楽しむ本格エスプレッソ

ビアレッティで楽しむ本格エスプレッソ

私の場合、エスプレッソが好きになる前に、まずビアレッティのモカエキスプレスにホレてしまったのでした。 ニワトリが先だったというワケです。

moka express

ビアレッティのモカエキスプレス

1919年創業のイタリアはビアレッティ社の象徴的調理器具が、このモカエキスプレス(以下モカエプ)です。

エスプレッソといえばすぐ頭に浮かぶのがこの特徴的かつシンプルなデザインのコーヒーメーカーです。

脇腹に装備された圧力弁や直線的なポットの構造は、発明時からほぼ変わっていない究極の機能美を持っています。

それでは早速エスプレッソを抽出してみましょう。


モカエキスプレスの使い方

エスプレッソ

エスプレッソは濃厚なイタリアンコーヒーです。 普通のコーヒーよりも香り高く濃い風味が人類を虜にしてるのです。

まずモカエプ本体をぐるぐる回して上下に切り離します。 下側の水を入れる部分がタンクです。 そこへ、安全弁の下に線が引いているあたりまで水を注ぎます。

※ちなみに今回のmoka expressは2カップ用です。


エスプレッソ1

モカエキスプレスの使い方

漏斗状をしたフィルターバスケットに、お気に入りのコーヒー粉を入れます。 満タンにパンパン入れるのがよろしい、という話もありますが、 私はもっぱら一人用なのでこの図の程度を用います。


エスプレッソ2

フィルターをタンクにセットしたら、上部をくるくるしっかり取り付けて準備完了です。

※コーヒー粉がバスケット外に付着している際はキレイに取り去ります。


エスプレッソ3

エスプレッソ抽出

モカエプを火にかけます。 この際五徳が大きくて本体が安定しない事がほとんどだと思いますので焼き網でもあてがい安定させてから時を待ちます。

火力はモカエプの底面よりも大きくならない程度です。 つまり必然的に弱火となりますね。


エスプレッソ4

およそ4分待つと「ゴフォ、グフォ…」と音がしてきますので上ブタを開けてみると、見事エスプレッソが抽出されています。


エスプレッソ5

熱いうちにデミタスカップに注ぎ、ゆったり楽しみましょう。

※デミタス(demi tasse) カップ = 小さなカップ。


エスプレッソ抽出後

抽出後の様子

フィルターバスケットのコーヒー粉はずいぶんカサを増しています。  抽出の際粉をパンパンに入れておくとより高圧になり香り高くなる、という話も聞きますが個人的には上通りの粉量が好みです。


エスプレッソ抽出後2

上部のパッキンとフィルターにも粉少々が付着しています。


エスプレッソ抽出後3

タンクには超過分の水が残りますがこれはタンクの空焚きを防止するための仕様です。


モカエキスプレスの消耗品

消耗品

上部のパッキンとフィルター、フィルターバスケット、


モカエキスプレスの消耗品:持ち手

モカエプの黒い持ち手は消耗品です。

使うにつれ、火元に近い部分から微妙に溶けてきちゃうんです。


モカエキスプレスのアダプター

必需品

小型のモカエプは見ていて可愛らしいものですが、いざコンロの五徳へ乗せようとすると、底面積が狭いのでうまく座らない事がほとんどです。

そんな時に活躍するのがこのアダプター!


モカエキスプレスの上手にコンロへ乗ったモカエプ

いかにも乗り心地よさそうです。


レシピのツボ

  • モカエキスプレスのサイズ展開は1、2、3、4、6、9、12、18杯用の8種類です。
  • moka expressはアルミ合金製です。
  • 掃除の際は洗剤等使わず水のみでどうぞ。
  • 細かすぎるコーヒー粉は目詰まりします。
  • 安全弁の役割は、フィルターの目詰まり等により内部が高圧になりすぎた時、それを逃がすという大切な仕事を担当しています。
  • 使ううち、内部に白いツブツブができます。 これは腐食のサインですが、人体には影響ないそうです。

ひとこと

ひげおじさんに敬礼!


18/05/20


*