これを出されて喜ばない酒飲みはいないと思います。 仕込んでおけば切るだけでサッと出せますからね、黄金週間の急な来客にも対応できる次第です。
肉屋さんから豚タンを買ってきます。 牛の舌に比べると、随分小ぶりでかわいいもんです。
千円あれば2、3本は購入できると思います。
茹でます。 一度茹でこぼしたり、ネギやショウガと一緒に煮れば、臭みは気にならなくなるはずです。 徹底的にやるならば、檀さんみたいにあらかじめ塩と酢でもみ洗いしておくとよいものです。
茹でる時間は最低二時間、日がな一日煮たってかまいません。
茹でたらまだ熱いうちに、表面の薄皮をはいでおきます。 はげにくい時は、もうちょっとだけ煮込んでみましょう。
あとは豚タンの水気をふいて、みそ床に漬けこむだけです。 みそ床は味噌漬けに書いているように、 味噌に日本酒、みりんを溶かしてこしらえます。 漬け込む期間は一日〜どうぞ。
ちなみにページトップの画像にありますタンの前に並んだサイコロ状の白い物体は豆腐、ではなくクリームチーズでありまして、 適宜タンと一緒に口中へ入れるとウットリするほど密度のある風味になります。
豚タンを茹でて皮をむき、みそ床に漬け込む。
13/04/30