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鶏レバーのテリーヌ

鶏レバーの可能性を探る旅

時間ができたので、家族の食事の準備を済ませたら、読書に勤しんでいます。

本棚に収めていた『生物と無生物のあいだ』、『銃・病原菌・鉄』、『ホモ・デウス』。

今読み返してみると、まったく別の視点でとらえる事ができます。

ずいぶん撮りためていたテレビ番組を見る時間も生まれ、しみじみ眺めておりましたら、

フランス紀行のBS番組に行き当たりましてね。

とあるフォアグラ農場の逸話が出てきたんです。

なんでもその町は古くからフォアグラの生産が盛んで、農場主の奥様は、手製でテリーヌを作るのだといいます。

その工程をぼんやり見ながら「いつかはここを、旅歩きしたいなあ」と考えていて、ハタと「この製法で鶏レバーを仕込んでみては?」

と思い立ったのです。

フォアグラはたまに買ってソテーして食べたりしてますが、おおよそ白レバーに近いものがあるんですよね。

鶏レバーのテリーヌの作り方

新鮮な鶏レバーを用意して、塩をくまなくまぶすんです。 フランスのお母さんはいかにも大胆にガッツリまぶしていましたが(笑)、今回重さの0.8%弱でまいります。

白胡椒は割合多めにふりかけまして、あとは密閉容器に入れてウイスキーをたらし、口を閉じて80度で50分湯せんするだけです。

温めたナイフで切り分けては、バゲットに乗せてかじります。

目を閉じて食べたら、まんまフォアグラですよコレ。 ぜひお試しを!

※あと二品掲載する予定です、お楽しみに!

それでは皆さん、頑張りましょうねお互い。


鶏レバーのポワレ

作るまでは半信半疑、いざ出来てからは疑心暗鬼、そして食べてみると欣喜雀躍。

あらゆるレバーはソテーしたリンゴと一緒に食べる為に存在している、とでも言いたくなるような素晴らしい相乗効果を生み出します。

とにかく、試してみてください!

作り方

まずリンゴの皮をむいて1センチ弱の厚みに切り分け4枚用意します。 次に鶏のレバーをそぎ切りにして4枚用意します。 そしてバゲットを4切れですね、準備します。

鍋を熱してバターを溶かし、レバーを焼いてまいります。 オモテウラ1分程度焼き、リンゴを加えます。 ややリンゴがクシュ、としてきたら塩・胡椒を振って白ワインをたらしてジューっとやります。

両者をいったん鍋から出して、残る肉汁果汁の中でバゲットを軽く両面焼きます。

バゲットの上にまずリンゴを置いて、そのリンゴの上にレバーを乗せて、かじるのです。

レシピのツボ

  • あん肝で作ってもきっと美味しいハズです。

20/04/01


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