カレーを試行錯誤しながら作るうちに、 なんだかハヤシライスとカレーの境界があいまいになってきました。
そもそもハヤシライスは日本独特の料理だそうで、小学館「Bookshelf」で調べてみると、
さいの目に切った牛肉と野菜類をいため、トマト味のソースで煮たものを米飯の上にかけた日本独特の料理。
とあります。
牛肉と野菜を炒め、トマト風味をつけてこしらえれば、これがハヤシライスになるのです。
この辺をふまえつつ、オイ独自の解釈である「甘く作る」ということを念頭に、ハヤシライスを作ります。 まずは簡単に作ってみて、その後オイ風にやってみます。
ハヤシライスなんてデミグラスソースさえあればカンタンに作れます。
寸胴鍋にデミグラスソース(自作もできます)をあけて、そこへ赤ワインをドボドボと注ぎ込み、火にかけます。
そこへトマトケチャップ、ウスターソース、醤油、すりおろしたリンゴ、砂糖、みりんを加えて調味します。
ソースにトロミがついてくるまでコトコト煮込みましょう。
ソースを煮込んでいるうちに、次に移ります。 手ごろな値段の牛肉を用意します。 今回はオージービーフの牛バラ肉薄切りを使っています。 こういう煮込みモノは、安い肉を使ったほうが旨いという意見が多数ありますところ、フライパンにバターをたっぷり溶かし、まず牛肉を炒めます。
肉に焼き色がついた頃、ザックリ切った玉ねぎを投入し、よく炒め合わせます。 軽く塩、コショウを振っておきます。
炒めた牛肉、玉ねぎを、煮込んでいるソースに加え、ローレルを放り込み、時折軽く混ぜながら弱火で30分煮ると、ハヤシライスの堂々完成です。
※ハヤシライスもまた、次の日以降にウマミがぐんとアップするのは言うまでもありません。
今回は器に盛り付けたあと、生クリームをたらしていただいております。 マッシュルームやグリンピース等もお好みで加えてください。
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05/11/20